美容鍼で効果を感じやすい症状と持続時間、内出血のリスクなど

美容鍼で効果を感じやすい症状と持続時間、内出血のリスクなど

皆さんは美容鍼を経験されたことはありますでしょうか?

最近ではテレビや女性誌などでも取り上げられる機会が増えてきたので、すでに経験されている方や興味を持っている方も多くいらっしゃると思います。

私は鍼灸師とて施術もしていて、実際に週に2~3人くらいに美容鍼の施術をしています(美容鍼専門ではないので数は少ないですが^^;)。

今回は、美容鍼を受けられる患者さんからよく聞かれることや知っておいていただきたいことなどを、以下の内容でまとめていきたいと思います。

  • 美容鍼で感じやすい効果と感じにくい効果
  • 美容鍼のメカニズム
  • 美容鍼の効果の持続時間
  • 美容鍼の内出血リスク

薬物を使用するわけではないのに、症状によっては即効性の高い効果が期待できるのが美容鍼の魅力です。ただし、症状や体質によっては高いお金を払っても思ったような効果は期待できないかもしれません。

そのあたりを事前に見極めるためにも、今回の内容を参考にしていただければと思います。

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美容鍼で効果を感じやすい症状は?

まず、美容鍼で効果を実感しやすい症状から並べていきたいと思います。

美容鍼の施術直後に実感しやすい効果

  • むくみが引く
  • 目の下のクマが目立たなくなる
  • 肌のくすみが解消されて色合いが良くなる

美容鍼の施術を終えた直後から実感しやすいのが、この3つの効果です。

この3つの症状に共通する原因は血行不良なのですが、顔に鍼を打つことで(実際には手足にも打ちますが)顔の血行不良が解消され、結果的に施術が終わるころにはこれらの症状がかなり改善されているという効果を実感される方が多いです。

元々顔は血行が悪くなりやすい部位なので、鍼による血行促進効果を感じやすいんですね。

目の周りのむくみが引くと目が大きくなるのも実感できますし、特にむくみやすい体質の方ほどこのタイミングで効果を実感されています。

クマに関してはこちらの記事でまとめていますが、血行不良が原因の青クマに関しては即効性が非常に高いです。アイキララや目元エステのエバーグレースの様に栄養成分を届けているわけではないのに、本当に青クマが目立たなくなります。

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美容鍼の翌日に実感しやすい効果

  • 化粧ノリが良くなる
  • 口角が上がる

美容鍼当日はそれほど効果を実感されなかった方でも、施術翌日に変化に気づかれる場合があります。

肌の状態が上がるので化粧ノリが良くなりますし、強ばり過ぎていたり緩み過ぎている顔の筋肉に鍼の刺激が加わることで口角が上がる、といった変化を実感される方が多いです。

ここまでの改善は、美容鍼によって自分本来の肌を取り戻した状態と言ってよいと思います。

美容鍼を継続することで実感しやすい効果

  • 小じわが目立たなくなる
  • 肌の張り感がアップしてたるみが気にならなくなる
  • リフトアップ

さすがに小じわやたるみ、リフトアップといった項目に関しては、初回の施術当日や翌日に効果を実感される方はほとんどいらっしゃいません。強いて言えば、リフトアップには若干の即効性があるかなという程度です。

これらの改善には、血流の改善や筋肉への刺激はもちろん、コラーゲンやエラスチンの生成といった側面も重要な要素となっているため、やはり時間と回数が必要になってきます。

美容鍼では効果の実感が難しいもの

  • シミの改善
  • ほうれい線などの深いしわの改善
  • 骨格そのものを変えるほどの小顔効果

残念ながら美容鍼では効果の実感が難しいのが、この3つです。

シミも薄いものであれば回数を重ね、周囲の血流を改善することで多少の効果は実感できますが、濃いものに関しては鍼での改善は期待しない方が良いと思います。出来てしまったシミに関しては、シミ専用のクリームを使って沈着したメラニン色素を除去した方が効果の実感は早いです。

また、ほうれい線などの深いしわに関しても美容鍼単独での改善は厳しいです。小じわ程度であれば鍼によるコラーゲンやエラスチンの再生効果で目立たなくはなりますが、ほうれい線などの深いしわを改善するほどの強い効果ではありません。

最後に、これは当たり前と言えば当たり前なのですが、鍼で骨格を変えることはできません。美容鍼を打つと確かに小顔効果を実感することはできますが、それはあくまで「むくみ」が取れた本来の顔の大きさに戻ったというだけです。逆に言うと、むくみがひどい方の場合は少ない回数で驚くほどの小顔効果を実感される方もいらっしゃいます。

美容鍼の効果のメカニズム

さて、ここまでは美容鍼の効果とその限界についてまとめてきましたが、そもそもなんで美容鍼を受けることでそれらの効果が実感出来るのかという、美容鍼の効果のメカニズムについても触れておきたいと思います。

身体に刺さった異物(鍼)が血行を促進する

美容鍼に限らず、鍼を打つとその周囲の血行は促進します。

これは異物反応と呼ばれ、身体に異物が入ったことによる反応の一種です。鍼って身体から見ると「異物」なわけで、その異物を外に出すための反応として、血流アップという反応が起こります。

むくみや青クマが解消され、顔の色合いが良くなるといった即効性の効果を実感できるのは、鍼が持つこういった性質によるものです。

鍼がダイレクトに筋肉を刺激する

顔に打った鍼は顔の筋肉部分にまで到達するため、刺激がダイレクトに筋肉に伝わります。

その結果、緊張で強ばってしまっている筋肉は緩みますし、逆に普段全く使われず緩み過ぎている筋肉には適度な緊張と張りが戻ります。

そのため、割と早いタイミングで口角が上がったりリフトアップをしたりという反応を実感できます。

目に見えない傷の再生時にコラーゲンやエラスチンの合成される

通常、美容鍼に使われる鍼は髪の毛よりも細いものが使用されます。ですので、鍼を抜いた後の傷跡は肉眼ではほとんど確認できません。

確認はできませんが、実際には鍼を打った箇所には目に見えない傷がついています(鍼が刺さっていたので、当然と言えば当然です)。

私たちの身体には、こういった傷を再生する働きが備わっているのですが、その際に真皮層のコラーゲンやエラスチンといった成分も合成されるんです。

小じわが目立たなくなったり、肌の張り感がアップしてたるみが気にならなくなるのは、このような身体の自己修復力によるコラーゲン・エラスチンの合成が大きく関係しています。

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美容鍼の効果の持続時間について

さて、ここまで紹介してきた美容鍼の効果ですが、「その効果はいったいどれくらいもつの?」という持続時間も気になりますよね。

ですが、この持続時間に関しては個人差が大きいというのが正直なところで、明確な期間を示すのは難しいです^^;

そもそも、美容鍼の効果というものは「肌を本来の健やかな状態に戻す」というイメージに近いです。ですので、例えばむくみやすい体質だったり、生活習慣が乱れていたりという肌のコンディションが下がりやすい条件がそろっている方ほど、早いタイミングで本来の健やかな状態ではなくなってしまいます。

その意味では、身体のエクササイズやトレーニングに近い感じでしょうか。一回エクササイズをするだけでも身体が少し軽くなった感じを得られると思いますが、そのあと何もしない期間が続けばまた元に戻りますよね。そんな感じに近いです。

ですので、肌の状態を自分のベストに保つために、一定間隔で継続されることをおすすめします。継続することでその時点での自分のベストをキープできると同時に、時間をかけてコラーゲンやエラスチンの生成が促進されていくというわけです。

いずれにしても、せっかく高い費用をかけて美容鍼を受けるのですから、それに合わせて生活習慣を見直して、常に自分のベストの状態をキープするための良いきっかけにされると良いと思います。

美容鍼における内出血リスク

最後に、美容鍼を受けていただく方に必ず説明しなければいけないのがこの内出血リスクです。

美容鍼に使われる鍼は髪の毛よりも細いのですが、それでも古くて弾力の無くなった毛細血管などに当たってしまうと、その毛細血管が破れて出血や内出血をしてしまいます。

この時、出血して血が全部出てしまえば良いのですが、出血せずに内出血となってしまうと、見た目がかなり悲惨になります^^;

簡単に言うと青あざ・青たんの様な感じになってしまいます。この状態になると、結構目立ちます。

あざ自体は1週間前後で引きますし、コンシーラーなどで隠すことも可能ですが、そういったリスクがあるということは理解しておいた方が良いと思います。

特に目の周りは皮膚が薄くあざができやすいので、体質的に内出血しやすい方はその旨を鍼灸師さんに伝えておきましょう。

目の周りの内出血リスクを避けるなら

私は内出血しやすい体質だから不安だ、目の周りの内出血は絶対に避けたい、という方は、目の周囲のケアに関してはご自身で行われた方が安心かもしれません。

確かに美容鍼は目の周りの小じわや目の下の青クマといった悩みに効果を発揮しますが、先ほども触れた様に目の周囲というのは内出血が一番起こりやすく目立ちやすい箇所でもあります。

内出血リスクを負いたくない方は、自宅で行うための目の周囲専門のケア用品を利用するのも一つの手です。

施術者ではある私も(自分に美容鍼は打てないので)、こういった商品を利用するようにしています。

目の周りの小じわや乾燥にヒアロディープパッチ

ヒアロディープパッチ
え?ヒアルロン酸の鍼?と、最初見た時にびっくりしたのがこのヒアロディープパッチです。

鍼と言っても200マイクロメートル(0.2mm)ということなので届くのは角質層の中までですが、何というか発想がすごいですよね^^;

通常、ヒアルロン酸を肌の上から塗っても肌の内部には浸透しないのですが、ニードル型にすることで物理的に角質層内部までヒアルロン酸を届けてしまうという発想はすごいなと思います。

美容鍼と違って真皮層にも筋肉の層にも鍼の刺激が届くことはありませんので、当然得られる効果は同じではありませんが、角質層の乾燥対策という点においてはヒアルロン酸を直接届ける仕様になっている分、こちらの方が即効性を感じられると思います。

実際に取り寄せて試してみましたが、美容鍼と上手く使い分けることで乾燥による小じわ対策にはかなり有効だと実感しました。

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美容鍼に興味はあるけどちょっと怖い、内出血は避けたいという方はもちろん、普段美容鍼を受けて効果を実感している方も自宅ケアの一環として取り入れる価値はあると思います。

ヒアロディープパッチ
ヒアロディープパッチ公式HP

目の下の青クマにアイキララ

アイキララ
アイキララも、発売当時に品薄になってしまうほど話題になった商品です。

この商品の特徴は、MGAと呼ばれるビタミンC誘導体の働きを利用して目の下部分のコラーゲンをサポートするという点にあります。

私もそうなのですが、血行不良による青クマができやすい方って、皮膚が薄いというか痩せている方が多いです。そのため、ちょっとした血行不良が起こるだけでクマが目立ってしまうんですね。

私の場合はアイキララを使用することで、普段の目の下のクマがかなり目立たなくなりました。(もちろん、体調がすごく悪い時や不摂生をした時にはそれなりにクマはできますが)

実際にどのように変わったかについては、こちらの記事にまとめてありますのでご確認ください。

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まとめ

テレビや雑誌では結構派手なイメージのある美容鍼ですが、何が期待出来て何が期待でいないのか、そしてどんなリスクがあるのかということは事前にしっかりと理解しておきましょう。

美容鍼を打つ場合、鍼は真皮の下の筋肉の層にまで達します。そのため、単なるマッサージでは得られない効果が得られる反面、内出血リスクがどうしても発生していしまいます。

もちろん施術者側もそういったリスクを少しでも軽減するよう細心の注意を払って鍼を打つとは思いますが、可能性としてゼロではないということは覚えておいてください。

そのうえで、ご自身の肌のメンテナンスに美容鍼を利用してくれる方が増えれば、鍼灸師としてとても嬉しく思います^^

ヒアロディープパッチ

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