朝起きれない夜眠れないのは病気?対策は体内時計のリセット!

どうしても朝が苦手」「起きるのが苦手」という悩みを抱えていませんか?

また、朝が起きれないだけでなく、夜も眠れない…という症状をあわせて抱えている人も多くいらっしゃいます。

もしかして、病気のサイン…?と疑ってしまうかもしれませんね。

こういった症状にどういった病気が隠れている可能性があるのか、またどんな生活習慣がこういった症状を引き起こしてしまうのかをまとめました。

対策や体内時計のリセットの仕方についても触れています。

1.朝起きれない・夜眠れないのは病気?
1-1.睡眠相後退症候群
1-2.起立性調節障害
1-3.睡眠時無呼吸症候群
1-4.交代勤務による睡眠障害
1-5.睡眠相前進症候群
1-6.非24時間睡眠覚醒症候群
1-7.低血圧

2.朝起きれない・夜眠れない原因となる生活習慣

3.対策の基本は体内時計のリセット!

4.テアニンには起床時の疲労感を軽減する作用も

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朝起きれない・夜眠れないのは病気?

朝起きれない・夜眠れないのは病気のサインなのでしょうか?

昔から起きるのが苦手だった、夜寝付くのが苦手だった。そういう方もいらっしゃるでしょう。

なかにはもともと体質的に朝が弱いという場合もありますが、そうではなく、ある時を境に睡眠にトラブルを抱えてしまったというケースに該当してはいませんか?

その場合は、何らかの病気が関係している可能性もあります。睡眠に関するトラブルで考えられる病気には、以下のようなものがあります。

睡眠相後退症候群

朝起きれない・夜眠れない症状で一番考えられる病気です。一定期間夜型の生活を続けることで発症しやすく、明方に寝て午後から起きだし、夜中は覚醒している状態が続く症状です。

一度睡眠に入ると睡眠自体は取れるものの、体内時間が完全にずれた状態で固定されてしまっているため、朝起きて学校に行ったり会社に行ったりという社会生活が困難になってしまいます。

起立性調節障害

朝、目は覚めるものの起き上がることが出来ず、身体を動かすのがだるくなります。立ちくらみなどの症状を併発することも多く、特に午前中に症状が強く出ます

自律神経の乱れや体内時計の乱れが原因で発症しやすく、自律神経が不安定な思春期の中高生に多く見られる病気ですが、大人にも起こりえます。

睡眠時無呼吸症候群

寝ている間に呼吸が止まってしまう病気です。睡眠中の酸素の供給が途切れてしまうため脳が酸欠状態になり、朝起きても熟眠感は得られず、日中の猛烈な眠気を引き起こします

肥満や骨格によってなることが多く、家族がいびきの変化によって気づくこともあります。

交代勤務による睡眠障害

夜勤・昼勤の交代勤務によって発生する睡眠障害です。

寝る時間・起きる時間が一定でないために体内時計が狂いやすく、本来ならば睡眠導入時に起こるメラトニンの分泌や体温調節といった機能がうまく働かず、寝付けない・起きられないといった症状を引き起こします。

睡眠相前進症候群

寝る時間と起きる時間が極端に早くなってしまう病気です。ちょうど、睡眠相後退症候群の逆で、極端に早い時間帯(夕方)に眠くなってしまい、夜中の2時や3時には目が覚めるという症状です。

もともと朝方であったことに加えて、加齢などの要因が体内時計に影響を与えることで発症します。

非24時間睡眠覚醒症候群

寝る時刻と起きる時刻が毎日30分程度後ろにずれていく病気です。寝る時間が遅くなった分、朝も遅く起きられる環境であればいいのですが、社会生活を送る上で起きる時間は変えられないため、寝る時間はどんどん遅くなるのに朝は同じ時間起きなければならず、結果起きるのがつらいといった状況になりやすいです。

以前は盲目の方に見られる症状と思われていましたが、日光を浴びる機会が少なく、体内時計が狂ってしまっている方にも多く見られる症状です。

低血圧

低血圧の方が朝に弱いというのは非常にイメージしやすいと思います。

体質によるものもありますが、自立神経系が乱れているために立ち上がる時に脳に血流がいかず、起きれないといった症状につながります。起立性調節障害との関係も深いです。

朝起きれない・夜眠れないという症状がある場合、上記のような病気が隠れているという可能性があります。ご自身の症状とここで挙げた病気の特徴を照らし合わせてみてください。

朝起きれない・夜眠れない原因となる生活習慣

病気でなくても、病気であっても、朝起きれない・夜眠れないという状態になるには、原因がありますよね?あるいは、まだ病気と言えるほど完全に進行していないものの、それに近い状態になっていることもあります。

そんな状態になってしまう主な原因として考えられるのは、生活習慣です。睡眠に悪影響を与える生活習慣としては、以下のようなものが挙げられます。

寝る前に食事を取っている
寝る前に食事を取っていると、胃腸が活動し続けている状態になり、深い睡眠を妨げてしまいます。
寝酒の習慣がある
寝る前の食事とも通じますが、寝酒の場合は肝臓にアルコール分解というさらなる負担が加わり、もっと悪影響です。
脂っこいものを食べるのが好き
過度に脂っこいものばかりを食べていると、胃に負担がかかるだけでなく、血液もドロドロになってしまい、血流が悪化することで、自立神経が乱れて睡眠にも影響が出ます。
暴飲暴食
上3つと同様、身体に負担をかける食べ方をしていると、眠ってもなかなか体力が復帰しません。
寝不足や疲労が溜まっている
睡眠不足や疲労が溜まる生活を繰り返していると、どうしても朝・夜は辛くなっていきます。
寝る直前までスマホやパソコン・テレビなどの電子機器を見ている
寝る直前まで電子機器の明るい光を見続けていると、身体が今は昼だと勘違いしてしまい、質の良い睡眠が取れません。
起床・睡眠の時刻が一定ではない
人間の身体はリズムを持って活動しています。起床・睡眠時刻が一定でないと、身体がリズムを整えられなくなってしまいます。
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対策の基本は体内時計のリセット!

生活習慣を改善すると、朝起きれないといった睡眠のトラブルが直ると言われても、具体的に対策はどうしたらいいのでしょうか?

それには体内時計のリセットを行うと効果的です。

先ほど挙げた病気のほとんどは、何らかの原因で体内時計が狂ってしまったことが発症の原因となっていましたし、治療を行う際にもこの体内時計のリセットは非常に重要視されています。

実は、もともと人間の身体は25時間のサイクルで生活しており、太陽を浴びることで24時間生活に適応するように毎日リセットを繰り返しているんです。

ですから、体内時計をリセットすることで睡眠のトラブルも解消されてくるというのは、ある意味自然の摂理にかなった方法というわけです。

とはいえ、体内時計のリセット方法と言われてもピンと来ないと思いますので、やり方をいくつかご紹介したいと思います。

体内時計をリセットする方法

起きる時間を固定する
起きる時間を固定すると身体のリズムが整い、朝起きやすく・夜眠りやすくなります。

休日は昼過ぎまで寝てしまう人も、できれば平日と同じ時間に起きるようにしてみてください。

朝一番で太陽を浴びる
朝一番で太陽を浴びることで、夜になった時に睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が活発化されます。

朝の目覚めが良くなり、夜に眠くなるという睡眠のリズムを取り戻すのに有効な方法で。

実際に上で挙げたほとんどの睡眠障害の治療に光を照射する療法が取り入れられていますし、最近では光照射機能を持つ目覚まし時計も発売されています。


81%の人が朝が楽になったと回答した光目覚ましinti(インティ)
夜寝る時間を早める
現代人はついつい夜更かしし過ぎてしまいますが、夜早めに寝ることも体内時計には大事なこと。22時~2時の間は睡眠をとるようにするのがベストです。

この時間に眠くならない場合は、まずは朝の早い時間帯に日光を浴びることから始めましょう。

夜に味噌汁を飲む
温かいものは私たちの神経を安らかにさせる効果があり、また味噌汁の成分はメラトニンを生み出すのを助けるため、晩ごはんや入眠前に味噌汁を飲むとよいでしょう。
朝にレモンを食べる
レモンは柑橘系フルーツのなかでもとりわけ酸っぱいですよね?この酸っぱさが、朝の目覚めを促してくれる効果があります。

食べてもいいですし、レモン汁をかける、レモンのアロマを嗅ぐなどでも代用OK。

テアニンには起床時の疲労感を軽減する作用も

緑茶に含まれるテアニンはアミノ酸の一種ですが、臨床試験において

 睡眠の質を高め、翌朝起床時の疲労感を軽減する機能 

が認められています。

体内時計のリセットとは少し違う角度からのアプローチになりますが、朝起きた時の疲労感が気になる方は、テアニンを含んだ睡眠サプリを利用することで症状の軽減が期待できます。

テアニンを含んだ睡眠サプリにもいくつかの種類がありますが、中でもキッコーマンから発売されているピースナイトは、

  • テアニン
  • GABA(ギャバ)

の2つの成分で機能性表示を取得した日本で唯一のサプリメントです。

少ない睡眠時間で毎日を過ごさなければならない場合の疲労感の軽減には、かなりの効果を発揮してくれるはずです。

また、日中にストレスを強く感じてイライラやソワソワ感が収まらない時に飲むのも、個人的にはおススメの飲み方です。(ただし、リラックスしすぎる可能性があるので車の運転前には飲まないように注意しましょう)

睡眠薬に頼らずに寝起きの効果を実感したい方は、手に取ってみてはいかがでしょうか。

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まとめ

朝起きれない・夜眠れないといった症状は一日の眠気ややる気にも作用しますし、かなりつらいものがあります。

一番の対策は生活習慣を整えること。朝日を浴びて夜のメラトニンの分泌を促進するなど、出来るところから始めていきましょう。

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