お中元のお礼状の書き方 お返しは必要?いつまで?金額は?

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お中元は、日ごろお世話になっている人に対して感謝の気持ちを表すものです。
ですので、お中元をもらえるようになったらそれは感謝されている証拠ということですね。

それに対してお礼の気持ちを示すには、電話や口頭よりもお礼状が一番です。
今回は、そんなお中元のお礼状について、

  • お中元のお礼状の書き方
  • お中元にお返しは必要性と時期
  • お中元のお返しをする際の金額の相場

についてまとめました。

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お中元のお礼状の書き方は?

お中元をもらったら、そのままにしていないで、できるだけ早く感謝の気持ちを示すことです。

感謝の気持ちを表す手段のマナーとして必須なのが、お礼状です。
お返しの贈り物は必ずしも必要ではありませんが、お礼状は必ず送るようにしましょう。

具体的な書き方ですが、お礼状には決まった書き方がありますのでそれに倣いましょう。
少し堅いイメージもありますが、お礼状のオーソドックスな構成は以下の通りです。

  1. 頭語(拝啓など)
  2. 時候・安否・感謝の挨拶
  3. 【本文1】品物に対する感謝
  4. 【本文2】お心遣いに対する感謝
  5. 結びの挨拶
  6. 結語(敬具など)

頭語・結語は普通に拝啓・敬具でOKです。

次に、季節や時候の挨拶を書きます。

※時候の挨拶に関しては、WORDなどのソフトを使うと便利です。

WORDの場合、「挿入」⇒「あいさつ文」⇒「あいさつ文の挿入」で、あとは月を選択すれば色々な事例が出てきます。 ここで7月を選択し、「感謝のあいさつ」の部分までを相手に合わせて選択すれば、無難な時候の挨拶文が完成します。

そしてお礼状の本文に関しては、品物をいただいたことへのお礼の気持ちお心遣いに感謝する気持ちを自分の言葉で表現します。
この部分で、いただいた品物の話題に触れたり、普段の人間関係に基づいて心遣いに感謝の気持ちを伝えたりします。

最後は結びの挨拶で、今後の健康や繁栄を祈る言葉を書きます。
この部分も、WORDの「挿入」⇒「あいさつ文」⇒「結び言葉」を選択するといくつか見本が見られます。

やや形式ばった形になりますが、奇をてらわず形式通りに書けばOKです。

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お中元のお返しは必要?いつまでに行えばよい?

基本的には、お中元にはお返しは必要というわけではありません。
ただ、いただいた心遣いへの感謝を品物で表したい場合は、心のこもった品を贈るようにしましょう。

注意するべきは、お中元は一度贈ると、毎年贈ることが前提となっているということです。
そのため、お返しをする場合は、今後もお付き合いがずっと続くであろう人に限定しておいた方が、後々困らないと思われます。

品物でお返しする場合は、添え状をつけるといいでしょう。

お中元の時期6月下旬~7月15日ごろまでです。
関西では8月15日までがお中元の時期です。

お返しをする場合は、できるだけそのタイミングを逃さないようにしてください。

お中元のお返しの金額の相場は?

お中元は社会人としての基本的なマナーであるため、相場は決まっています。
相場は3000円~5000円ほどです。

また、相手に負担のならない金額でのお返しをするほうがいい場合があります。
その場合は、値段も相場の3000円~5000円の半額で抑えめにし、ハム、缶詰、コーヒー、食用油、タオル、石鹸などがいいでしょう。

何を贈るのか悩んだときには、実用性があって自分がもらっても嬉しい品物が一番です。(このあたりは、お中元を贈る場合と同じで考えですね。)

お返しは必ずというわけではありませんが、贈る場合は、タイミングや贈り物の選び方にも配慮しましょう。

まとめ

お中元は社会人としての基本的なマナーです。

お礼状は必須ですが、お返しに関しては贈られる側にも少しだけ配慮をして、相手に負担にならない程度のお返しをしましょうね。

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