プールで日焼け止めは禁止?おすすめと効果的な塗り方、学校の場合

プールで日焼け止めは禁止?おすすめと効果的な塗り方、学校の場合

紫外線は、健康面においても美容面においても肌に悪影響を与えてしまいます。そのことが広く知られるようになってから、日焼け対策・紫外線対策をきちんと行う方は増えていますよね。

日焼け対策と聞いてまず思い浮かべるのは日焼け止めだと思いますが、この日焼け止めが物議をかもす対象になってしまう場面があります。

それが、プールです。「プール?日焼け止めを塗るのって当たり前じゃない?」と言う方もいれば、「プールで日焼け止めを塗るなんてマナー的にどうなの?」と言う方もいます。

今回は、プールの日焼け止め問題をどう捉えて、それを踏まえてどのような対策をするのがスマートな方法なのか、様々な口コミや意見を参考にしつつ、私なりの答えを出してみました。

1.プールで日焼け止めは禁止?マナーは?

2.プール用日焼け止めのおすすめと効果的な塗り方
2-1.夏のプールにおすすめの顔用日焼け止め
2-2.夏のプールにおすすめの体用日焼け止め
2-3.いずれの日焼け止めもこまめな塗り直しを!

3.日焼け止めだけじゃない!プールの日焼け対策
3-1.ラッシュガード
3-2.飲む日焼け止め

4.プールで日焼け止めが禁止されている学校の場合はどうする?

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プールで日焼け止めは禁止?マナーは?

まず、そもそもプールで日焼け止めを塗るという行為の是非についてです。現実問題として、日焼け止めを塗って入ることを禁止しているプールは多く存在します。

その大きな理由は、「水質の汚染」です。仮にウォータープルーフの日焼け止めを塗ったとしても、プールの消毒用に入れられている塩素の影響でその多くは流れ落ちてしまうため、それらがプールの水質を汚してしまうというわけですね。

一方で、紫外線による被害は美容面だけでなく健康面においても声高に叫ばれており、ステレオタイプな考え方で禁止するのはどうか?という意見もあります。

ネット上の口コミを見ても本当に様々な意見が飛び交っています。

プールの日焼け止め禁止派の意見としては、以下の様な意見が多く見られます。

  • 日焼け止めを塗りたい気持ちも分かるが、プールの水も汚れるし水道代がかかって大変
  • 日焼け止めを塗ってもプールに入る前にはシャワーで流してほしい
  • プールの水は汚れるし、小さい子供も入るのだろうから日焼け止めを塗るのは反対
  • 日焼け止めが落ちたプールは消毒のためにさらに塩素を追加しないといけないので、どんどん毒性が強くなってしまう
  • 自分さえ良ければいい、他にも塗っている人がいるという理由で塗るのはモラルがない

プールの日焼け止め容認派の意見としては、以下の様な意見が多いですね。

  • 日焼け止め禁止のプールは多いが、実際に監視員の前で塗っても注意されたことがない
  • 焼きたくないので禁止されていても塗る
  • 日焼けが健康的とか時代錯誤
  • 日焼け止めを禁止する意味が分からない

現実的なプール側の対応としても、以下の様な口コミを見かけました。

  • 日焼け止め禁止と明言しているところでも塗るのを見て見ぬふりをしている
  • 日焼け止めに関しては明言せず、利用者の判断に任せる

正直、色々な意見を見てもどれが正解なのかはイマイチ分かりません^^;

私自身、敏感肌で紫外線にも非常に弱いタイプなのですが、「誰かが塗った日焼け止めのせいでプールの水が汚れてしまうのは嫌だけど、現実問題として紫外線対策をしないなんてありえない。自分一人が塗るくらいなら多少水が汚れても大丈夫なんじゃないか。」と割り切って考えることもできず…^^;

そこで考えた対策は以下の通りです。

  • 日焼け止めが禁止されていないプールに行く
  • 屋内プールや夜のプールに行く
  • 日焼け止めの塗り方を工夫する
  • 日焼け止め以外の紫外線対策を行う

最初から日焼け止めが禁止されていないプールであれば、気兼ねをすることなく日焼け止めを塗れます。ただし、ウォータープルーフの日焼け止めであってもプールの塩素で落ちますのでこまめな塗り直しが必要です。

一番良いのは、屋内プールや夜のプールといった、そもそも紫外線対策がいらないプールを選ぶことでしょう。

後半の2つに関してはこの後詳しく掘り下げていきたいと思いますが、日焼け止め禁止のプールであっても塗り方を工夫することで水質を汚さずに最低限の紫外線対策ができますし、そもそも日焼け止め以外の紫外線対策を行うことで無駄な日焼けはかなり防げます。

プール用日焼け止めのおすすめと効果的な塗り方

プール用の日焼け止めというと、ウォータープルーフのものを思い浮かべる方が多いと思います。ですが、私の場合はウォータープルーフは顔にだけ使用しています。

に使うのは、あえてウォータープルーフではないタイプの日焼け止めです。ウォータープルーフでないことの利点は、プールに入る前のシャワーで大部分を落とせるということ。そうすることで、プールの水自体を汚さずに済みます。

また、お値段も安く購入できるので、使用量の多い体用に使うのにはもってこいです。

難点は、プールから上がるたびに日焼け止めを塗り直して、プールに入るたびにシャワーで日焼け止めを落とさなければならないことですね。ですが、どのみちプールに入った後の塗り直しは必須ですし(仮にウォータープルーフだったとしても塩素で落ちてしまうので)、入る前のシャワーをすることでモラル的にも嫌な思いをしないで済みます。

逆に、顔の場合はウォータープルーフを塗ることで汗で日焼け止めが流れてしまうのを防ぎます。ただ、プールの水に顔をガンガンつけてしまうと落ちてしまいますのでその点は注意してください。

夏のプールにおすすめの顔用日焼け止め

私の場合は敏感肌ということもあって、顔用のウォータープルーフは専用クレンジングが不要のPOLAのUVブロックホワイトシールドを使用しています。


ホワイトシールド公式HP
ほとんどのウォータープルーフの日焼け止めって、専用クレンジングが必要なので肌への負担がさらに大きくなってしまうのですが、この商品はウォータープルーフなのにもかかわらず専用クレンジングが必要ないため、その心配がいりません。

肌の強い方であればここまでの配慮はいらないのかもしれませんが、敏感肌の方はこういった点にこだわらないと紫外線以外の刺激で肌がダメージを受けてしまいますので注意しましょう。

※こちらの記事では、敏感肌の私が普段使いとアウトドアという状況別に、日焼け止めを使い分ける方法を解説しています。

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夏のプールにおすすめの体用日焼け止め

プールにおける体用日焼け止めのおすすめは、SPF50かつジェルタイプの日焼け止めです。ジェルタイプの日焼け止めには色々な種類がありますが、ドラッグストアに置いてあるもので十分です。体に塗る目的なので使用量も多いため、リーズナブルなものを選びましょう。

ジェルタイプの日焼け止めの良いところは、落とす時の摩擦のダメージが少なくシャワーでも落としやすい点です。

また、とにかくベタベタせずにサラサラなので塗るのが苦になりませんし、つけている間も白浮きもせずにとても楽です。

当然紫外線吸収剤は使われていますし、その紫外線吸収剤をジェルに溶かすために界面活性剤などもたくさん使っているため、肌にとって決して良いとは言えないのが難点ですが、プールサイドの体用として割り切って使用するには最適だと感じています。

いずれの日焼け止めもこまめな塗り直しを!

上で紹介した2種類の日焼け止めを使い分ける方法なら、プールの水を極力汚さずに最低限の紫外線対策が可能です。

ただ、どちらもこまめな塗り直しを忘れないことが肝心です!顔用のウォータープルーフも、やはり時間と共に少しずつ落ちてしまいますし、体用のジェルタイプに関してはプールに入る前にシャワーで流すことが前提ですので、こちらもプールから上がるたびに塗り直す必要があります。

顔用と体用の2種類の日焼け止めを揃えたら、塗り方にも注意して紫外線を防ぎましょうね!

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日焼け止めだけじゃない!プールの日焼け対策

上で紹介した方法は、極力プールの水を汚すことなく日焼け止めを有効活用する方法なのですが、プールの日焼け対策は何も日焼け止めだけが全てではありません。

以下の2つのアイテムは、日焼け止めでカバーしきれない点を補ってくれる日焼け対策です。

ラッシュガード


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ラッシュガードは、元々はマリンスポーツを楽しむ方向けのアンダーウェアとして利用されていたもので、ゴム素材であるウェットスーツから肌を守ることを目的としていました。

ですが、今は紫外線から肌を守るために、一般の方がプールなどで着用する姿も多く見かけるようになってきています。紫外線を直接カットしてくれますし、そのままプールにも入れますので、すごく使い勝手が良いです。

そういった利用目的の変化を受けて、最近のラッシュガードはオシャレなものがかなり増えてきました。そのも嬉しいポイントですね^^

飲む日焼け止め

ホワイトヴェール公式HP
飲む日焼け止めは塗る日焼け止めやラッシュガードと異なり、紫外線のカットが目的ではなく、紫外線によって受けた肌ダメージを軽減する目的で作られたサプリメントです。

体の内側から作用する働きがあるので、それ単体で利用することはもちろん、塗る日焼け止めやラッシュガードと併用することも可能です。

プールの場合は通常のアウトドアほど日焼け止めをしっかりと塗れませんし、仮にマナー的な部分を無視してウォータープルーフの日焼け止めを全身に塗ったとしても、プールに入れば塩素で落ちてしまいます。

その点、飲む日焼け止めの場合はプールにいく30分くらい前に飲めばOKですので、塗り直しの様なわずらわしさがないのも利点ですね。

どちらにしても、体の内側からの紫外線対策という新しいアプローチを加えることで紫外線による肌ダメージは大きく軽減できますので、今後の日焼け対策に無くてはならないアイテムと言えるのではないでしょうか。

以前は海外製品がメインでしたが、今はホワイトヴェールのような国産の日本人向け飲む日焼け止めも発売されています。

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プールで日焼け止めが禁止されている学校の場合はどうする?

プールの日焼け止めでよく議論になるのが、「学校の授業で日焼け止めを塗っていいかどうか?」という点です。

この点に関しても否両論あり、対応は現場任せになっていて全国共通の決まりがあるわけではありません。ですが、割合的にはやはり学校のプールにおいては日焼け止め禁止としているところが多いようですね。

となると、現実問題として対策を考えない限り、お子さんを紫外線から守ることはできません。学校のプールで日焼け止めが禁止されている場合は、上で紹介したラッシュガードと飲む日焼け止めを積極的に利用していきましょう。

ラッシュガードには子供用も発売されていますので、学校に掛け合って許容される色などを確認するといいです。


ラッシュガード キッズ 長袖 UVカット ラッシュガード 子ども
ただ、中にはラッシュガードすら禁止という学校が多いのも事実です。

その場合は、飲む日焼け止めをしっかりと飲ませてあげるしか方法はありません。中には隠れて日焼け止めを塗るという子もいるようですが、プールに入れば塩素で落ちてしまいますし、さすがに授業中に塗り直しはできないでしょうからそもそも隠れてまで塗る意味はありません。

飲む日焼け止めは天然成分から作られていて子供でも服用が可能です。子供の将来のためにも、最低限の日焼け対策として飲ませてあげるといいと思います。

まとめ

プールにおける日焼け止めに関しては、どんなモラルを前提にするかで考え方は変わってくると思いますが、今回の様な対策をすることで後ろめたい思いをすることなく紫外線対策ができると思います。

ウォータープルーフの日焼け止めをベッタリ塗ったとしても、塩素がたくさんのプールに入ればどうせその多くは落ちてしまうわけですから、なるべく水を汚さずに効果的な紫外線対策ができた方が気持ちがいいですよね^^

今回の対策を、少しでも参考にしていただければ幸いです。

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