「紫外線を防いで日焼け対策」と聞くと、まずは肌に塗る日焼け止めを思い浮かべる方は多いと思います。
紫外線の強い季節は暑いので涼しい恰好をしたいですし、結果的に肌を露出することも多いですよね。なので、露出した肌に日焼け止めを塗るという判断は間違っていません。
ですが、そもそも紫外線を肌に届く前に遮断することができれば、日焼け対策はさらに完璧になります。
今回は、そんな日焼け止め以外の紫外線対策について、下記の内容でまとめました。
敏感肌のため強い日焼け止めを塗るのがきついという方も、これらの方法をうまく組み合わせれば刺激の弱いオーガニック日焼け止めで十分対応が可能になりますよ^^
紫外線対策の基本は物理的に日光を遮断すること
紫外線を浴びると日焼けをして、サンバーン(日焼け直後の赤いヒリヒリ)や光老化(日焼けが原因でのちのちシワやたるみ、シミができること)が起きてしまいます。
紫外線が肌に到達することでこれらの日焼けは起こるわけですから、紫外線を肌に到達させずに遮断できれば日焼けは起こらないということになります。
日焼け止めを肌に塗るのも、紫外線を日焼け止めに吸収させたり、日焼け止めによって紫外線を反射させて肌の内側まで届かせないことが目的です。
ただ、日焼け止めの場合はその効果が強力であればあるほど肌に負担がかかりますし、紫外線を完全に遮断するわけではないため、長時間浴びつつけてしまうと、ある程度の日焼けは避けられません。
紫外線を通さない素材でできたもので体をまとうことで、また、そういった対策と日焼け止めを併用することで、より強固に紫外線をブロックすることが可能になります。
帽子は行動範囲が広がるのでおすすめ!理想の色は?
顔の日焼け防止という観点からまずおすすめなのは、帽子をかぶることです。帽子の利点は、日傘よりも行動がしやすいこと。外で活動しなければいけないシチュエーションや、小さなお子さんなどにも便利です。
ただし、帽子なら何でもよいというわけではありません。
顔に届く紫外線をカットしたいわけですから、つばの長さが7cm以上のものを選ぶようにしましょう。7cm以上で、顔に降り注ぐ紫外線のうち65%をカットできることが確認されています。
紫外線対策に有効な帽子の色は?
色によって紫外線の透過率には差があります。
具体的には、
黒に近い色ほど紫外線をカットし、白に近い色ほど紫外線を通してしまう
ということです。
黒は紫外線を吸収することで透過させない作用がありますが、注意が必要なのは吸収するのは紫外線だけではないということです。熱を持った赤外線も吸収してしまうため、夏場は非常に暑くなってしまいます。
ですので、もしも色で帽子を選ぶならば、
- 表面:紫外線を反射する白
- 裏面:紫外線を吸収する黒
といった組み合わせのものがベストということになります。裏面に黒を持ってくることで、地面から反射してきた紫外線が顔に反射・散乱するのも防いでくれます。
もっとも、今はUVカット加工が施された帽子も発売されています。白と黒の組み合わせがファッション的に物足りないなという場合は、UVカット加工のされた帽子にすれば、好きな色を選ぶことが可能です。
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日傘は紫外線の遮断範囲が広い!色にも注意を!
つばの長い帽子をかぶることで顔への紫外線の照射はかなり防ぐことができますが、より広い範囲の日陰を作り、直射日光を防ぐならば日傘が最適です。
日傘の場合も色に注意が必要で、基本的には帽子と同じく、
- 表面:紫外線を反射する白
- 裏面:紫外線を吸収する黒
という組み合わせが紫外線対策という点からは理想です。
そして、UVカット加工がされている日傘が発売されているという点も帽子と同じです。UVカット加工がされていれば直射日光を防ぐ分には基本的には何色でもいいのですが、地面から反射してきた紫外線を吸収させて顔への反射を少しでも防ぎたい場合は、内側は濃い色を選んだ方が良いかと思います。
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直射日光は帽子や日傘で避けつつ、反射光に対しては顔の日焼け止めを併用して紫外線に備えましょう。帽子や日傘を使用すれば、顔に塗る日焼け止めはオーガニックの肌に優しいもので十分に紫外線対策になります。
関連記事⇒敏感肌の日焼け止めはオーガニックとウォータープルーフの使い分けを長袖は素材にこだわって紫外線の透過率を下げる
体の日焼け、特に腕の日焼けに関しては、やはり長袖を着ることが一番手っ取り早い紫外線対策になります。
長袖の場合は素材にこだわることがポイントで、紫外線を吸収して透過させない布で作られたものを選ぶ必要があります。
具体的には、綿とポリエステルの混合が理想です。
夏場は涼しさを求めてポリエステル素材のものを多く見かけますが、ポリエステルだけだと紫外線A波を透過させてしまいます。
綿は紫外線を吸収するという性質はないものの、A波もB波もそれなりに透過させない働きがあるし、汗の吸水性も優れています。
ですので、この両者が混合した素材の長袖を選ぶようにしましょう。
こちらのUVパーカーも、綿とポリエステルの混合ですね。
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ストールで首やうなじの日焼けを防ぐ
日傘をさしていればある程度カバーはできるのですが、意外と日焼け止めを塗り忘れて、気づいたら黒ずんでいたということになりやすい場所が首やうなじの部分です。
この部分をカバーしてくれるのがストールで、夏用のものも発売されています。
UVカット加工がされている商品も比較的リーズナブルに購入できますし、夏場に冷房の効きすぎた室内にいる時にも便利です。
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サングラスは色の濃さに注意!
サングラスをかけることで、目の日焼けはもちろん、大きめのものであれば顔の日焼けもある程度は防ぐことができます。
目の日焼けは全身のメラニン色素増加の原因になるため、ぜひケアしたいポイントではあるのですが、サングラスをかける時は色の濃さに注意しましょう。
色が濃いほど紫外線の透過率は低くなるものの、目の瞳孔が開いてしまうため、結果的に目が受ける紫外線ダメージは大きくなってしまうからです。
目の日焼けやサングラスについての詳細はこちらの記事でまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
関連記事⇒目の日焼けで全身に黒ずみ症状?対策予防はサングラスの色に注意!
プールに入る時はラッシュガードを!
プールや海水浴は水着になるので、肌の露出が増えますよね。それでいて、日焼け止めが禁止となっている場所も少なくありません。
水着になりつつも肌の露出を減らす工夫が必要となりますが、それを実現してくれるのがラッシュガードです。
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プールにおける日焼け止めの是非も含めて、こちらの記事にまとめましたのでご参照ください。
関連記事⇒プールで日焼け止めは禁止?おすすめと効果的な塗り方、学校の場合
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回まとめた物理的な対策で肌に届く紫外線の量を減らし、合せて塗る日焼け止めと飲む日焼け止めを併用することで紫外線対策は完ぺきになります。
塗る日焼け止め・飲む日焼け止めに関してはそれぞれ別の記事にまとめていますので、そちらも合せてご覧ください。
敏感肌の方も安心!塗る日焼け止めの使い分け方法など
体の内側から日焼けを防ぐ飲む日焼け止めについて