爪水虫になってしまうと、恥ずかしさもあってついついマニキュアやネイルで隠したいなっていう気持ちになりませんか?
でも、そもそも爪水虫の状態の時って、マニキュアやネイルをしても大丈夫なんでしょうか?
今回は、爪水虫になってしまった際のケアの仕方を
- マニキュアやネイルはOKなのか?
- 爪切り時の注意
- ヤスリで削るというケア方法
という3つの視点からまとめました。
もちろん、しっかりと治療をして治してしまうのが一番ですが、爪水虫の場合は完治まで時間がかかります。
それまでのケアの仕方として参考にしていただければ幸いです。
爪水虫になってもマニキュアってしていいの?
結論から言うと、爪水虫の際にマニキュアやペディキュアは塗らないほうがいいです。
理由は、2つあります。
マニキュアを塗るとマニキュアと爪の間が蒸れてしまうため、白癬菌が増殖して爪水虫が悪化してしまいます。
除光液に含まれるアルコールが爪の水分や油分を飛ばしてしまうため、爪がもろくなって爪水虫が悪化しやすくなるんです。特に、後ほど紹介するヤスリで爪を削りながら塗り薬を塗る方法を試したいなら、もろくなった爪を削ることになるので除光液はおすすめしません。
こういった理由から、爪水虫が判明した際は、マニキュアを塗るのは中止することをおすすめします。
見た目が悪いとついついマニキュアで隠してしまいたくなる気持ちは痛いほど分かりますが、普段から継続的にマニキュアを塗るとどんどん爪水虫が悪化してしまいます。
仮に塗るとしても、「今日だけは周りに爪水虫だということがばれたくない!」という、ここぞという時だけにしておいてください。
爪水虫でネイル(ジェルネイル)はできる?
爪水虫にマニキュアがNGなように、ネイル(ジェルネイル)も同じ理由でNGです。
むしろ、ジェルネイルのほうは爪から落とすときにより多くの工程を必要とするため、マニキュアよりも爪に負担をかけやすいです。
どうしても爪水虫を隠したいシチュエーションになった場合は、その時だけマニキュアを塗り、帰宅したらすぐに落とすようにしましょう。
爪水虫は病院でも自宅でも治せる時代になってきましたので、その場しのぎで隠すのではなく、積極的に治してしまうことをおすすめします。
かく言う私も、現在クリアネイルショットという爪水虫専用ジェルを使って爪水虫を改善中。
爪水虫を隠すためではなく、純粋にオシャレを楽しむためにマニキュアやジェルネイルが出来る日が来ることを楽しみにしているところです^^
爪水虫の爪切り時の注意
爪水虫の治療方法(病院・自宅)に関しては別の記事でまとめていますので、ここでは治療とは別の日々のケアについて取り上げていきたいと思います。
まずは、爪水虫の爪切り時の注意点です。
爪水虫になると爪が厚くなり、かつもろくなることから、通常の爪切りを使っての爪切りが難しくなります。また、家族と一緒の爪切りを使用していると、爪水虫をほかの人に移してしまう可能性もあります。
ですので、以下の点に気をつけるようにして下さい。
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爪水虫をヤスリで削ると塗り薬が浸透しやすくなる
この方法は爪がもろくなるというリスクもあるため、実行する際は慎重に行っていただきたいのですが、爪水虫をヤスリで削って薄くすることで塗り薬が爪の中まで浸透しやすくなるという効果が狙えます。
病院で処方される飲み薬を飲んでいる場合はヤスリで削る必要は全くありませんが、市販されている通常の水虫用の塗り薬で爪水虫を何とかしたいという場合は、ある程度の効果が望めます。
もともと爪のたんぱく質は非常に硬く、外部からの有効成分は浸透しにくい構成になっていますが、そこをあえて削ることで少しでも浸透力を上げようというのがこの方法です。
ただし、爪水虫になってしまった爪は見た目は分厚く肥厚していても、実は中はスカスカでとてももろい構造になっています。削り過ぎてしまうと、爪が途中で割れてしまったりというリスクもありますので、削り過ぎないように注意が必要です。
また、削りかすには当然、白癬菌が潜んでいます。白癬菌は手や頭にもうつる可能性があるので、削り終わった後はしっかりと手を洗いましょう。家族にうつさないために、削りかすもきちんと廃棄する必要があります。
爪を削らずに有効成分を浸透させるなら
ヤスリで削るのはある意味で有効なものの、上で触れたようなリスクも存在します。
そのリスクを取らずに有効成分を爪の内部まで浸透させるためには、以下の3つの方法を取る必要があります。
- 爪が持つ「親油性」という性質を利用して爪への浸透性を高めた専用ジェルを塗る
- 爪水虫の飲み薬を病院で処方してもらってそれを飲む
- 爪の表面を溶かしたり破壊するくらい強力な成分を含んだ塗り薬を塗る
それぞれの方法についての詳しい内容は、以下の記事でまとめています。
【爪水虫の市販の塗り薬や専用ジェルについて】
専用ジェルを実際に使ってみました
関連記事 ⇒クリアネイルショットの爪水虫への効果は?実際に使った生の口コミ情報
【爪水虫の飲み薬について】
爪水虫の飲み薬に関する基本情報
関連記事 ⇒爪水虫の飲み薬の種類 服用期間は?費用は?通販で買える?
爪水虫の飲み薬の副作用について
関連記事 ⇒爪水虫の飲み薬に副作用はある?妊婦は?塗り薬じゃダメ?
まとめ
今回は、爪水虫を治すためというよりも、「治療期間中にどう爪水虫と付き合っていくか」という点に焦点を当ててまとめてみました。
爪水虫は放っておけば勝手に治るものではなく、悪化もすれば他の指にもうつってしまうリスクを持った、厄介な存在です。
家族と同居していれば、家族にうつしてしまう可能性も非常に高いので、時間はかかりますがこの機会にしっかりと治してしまうことをおすすめします。
昔と比べて、爪水虫を治す方法の選択肢は増えてきていますので、自宅で、自分で何とか治したいという方は上で紹介した記事を参考にしていただき、病院でしっかり治したいという方は以下の記事を参考にしてみてください。
【爪水虫の病院での治療法について】
病院で受けられる爪水虫の治療法をまとめました
関連記事 ⇒爪水虫治療を比較!飲み薬・塗り薬・レーザーの治療期間と治療費は?
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