水虫がかゆい!!応急処置と薬の選び方の工夫でかゆみを抑える

水虫を放置してしまうと、時々猛烈なかゆみむずむず痛みなどに襲われることがありませんか?場合によっては、水虫がかゆくてかゆくて眠れないということも・・・。

もしかしたら、今この記事を読んでいるあなたは、まさにその状況にあるのかもしれませんね。

私は現在、クリアネイルショットという爪水虫専用ジェルを使っている最中なので水虫のかゆみに悩まされることは無くなりましたが、以前は水虫が無性にかゆくなる時期がありました。

ですので、定期的に訪れるこの辛さ、よく分かります><

今回は、水虫の原因である白癬菌に対する根本的な対策ではなく、とりあえず目の前の「水虫のかゆみ」を鎮めるための応急処置についてまとめていきたいと思います。

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水虫がかゆい時の応急処置の基本は「冷やす」こと

水虫のかゆみ対策の大原則は、ずばり冷やすことです。

その理由は後ほど詳しく触れますが、まずは以下の方法でかゆい部位を冷やしましょう。

冷やし方
  • 氷水につける
  • アイスノンをあてる
  • 冷感作用のあるスプレータイプの水虫薬を使用する

冷やすことで水虫の原因菌は減らないが、かゆみの原因のヒスタミンを抑えることができる

冷やすことで水虫のかゆみが軽減する理由は、かゆみの原因物質を抑えることができるからです。

水虫の原因菌が白癬菌であることは有名ですが、実はかゆみの直接の原因はこの白癬菌ではなく、ヒスタミンと呼ばれる物質です。

白癬菌によって皮膚に炎症が起こり、かゆみの原因物質であるヒスタミンが放出されるというのが、水虫でかゆみを感じる原因です。

水虫が眠れないほどかゆくなる時って、その部位が赤く腫れていることが多いと思いますが、この赤身や腫れも、炎症が起こっているサインになります。

炎症が起こること自体は白癬菌と戦う身体の免疫反応の一種なのですが、その副産物であるヒスタミンがかゆみを引き起こしてしまうんですね。

冷やすことでかゆみの原因物質であるヒスタミンの分泌量は減らせますので、まずは応急処置として「冷やす」を徹底してください。

冷やすと同時に温めないことも大事!

冷やすことが水虫のかゆみ対策になりますが、同時に温めないように気を付けることも大切です。

理由は、温めることで神経が過敏になり、かゆみを強く感じてしまうためです。

せっかく冷やしてかゆみを抑えても、お風呂などで温めすぎてしまうとかゆみが復活してしまう可能性が高いです。

水虫がかゆい時は、湯船の温度を低めに設定するか、シャワーで済ませるようにしましょう。

水虫を「かいてしまう」のは絶対にNG!

水虫がかゆくて仕方ない時は、かきむしりたくなりますよね。その気持ち、すごくよく分かります><

でも、ここはぐっとこらえて我慢しなければいけません。

「かく」ことで皮膚に傷がついて炎症が悪化し、さらにヒスタミンの放出が加速されてしまい、結局さらにかゆくなってしまうからです。

冷やすことでかゆみは軽減されますので、多少面倒でもしっかり冷やすようにしましょう。

水虫を「かく」と気持ちが良いのはなぜ?

ちなみに、「かく」と一瞬かゆみが収まって、気持ちよくなった感覚を覚えますよね?

あれってなんでかというと、

かゆい所をかくと、かゆみを伝達する神経細胞の活動が抑制され、脳が「かゆくなくなった」と判断する

という仕組みが人間には備わっているからなんです。

この仕組みが解明されたのは2009年と比較的最近のことなんですね。詳しい内容はこちらの記事に書かれています。

http://gigazine.net/news/20090411_scratch_your_itch/

圧迫のしすぎもヒスタミン分泌の原因になるので注意!

水虫がかゆい時は、かかずに圧迫しましょうという意見もありますが、実はヒスタミンは圧迫することでも分泌されます。

多少の圧迫であればOKですが、あまり強い力で行ってしまうと逆効果ですので気を付けましょう。

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水虫のかゆみを抑える成分が入った水虫薬を選ぶ

水虫薬を選ぶ時も、大元である白癬菌を減らす成分以外に、かゆみに対してアプローチをしてくれる成分が入っているかをチェックしましょう。

水虫のかゆみを鎮めるのに関係がある成分にはいくつか種類がありますが、分類すると以下のようになります。

かゆみ止め成分

まずは直接かゆみを止めることを目的とした成分です。

  • クロタミトン
  • ヒスタミン薬(塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミンなど)
抗炎症成分

こちらは、炎症を抑えることでヒスタミンの分泌を減らすことを目的としています。

  • グリチルリチン酸二カリウム
局所麻酔成分

局所的に感覚をマヒさせることで、かゆみそのものを感じにくくさせる成分です。

  • 塩酸リドカイン
  • 塩酸ジブカイン

基本的に水虫の治療薬には白癬菌に対する成分は含まれていますが、上記のような「かゆみ」にアプローチする成分に関しては製品によってかなりのバラつきがあります。

かゆみが気になる場合は、上で挙げた成分が含まれているものを選びましょう。

水虫のかゆみを予防するには、治療中も足をなるべく蒸らさないこと

水虫のかゆみを予防するには、日ごろから足を蒸らさないように気を付けることが肝心です。

なぜならば、白癬菌は蒸れた環境で増えやすいという特徴を持っているからです。

つまり、普段から足が蒸れやすい環境にあると、

  1. 蒸れて白癬菌の繁殖が促進
  2. 炎症作用が強くなる
  3. ヒスタミンが放出されてかゆみが酷くなる

といった流れで「水虫がかゆい!」といった事態になりやすいんです。

水虫の治療中も油断することなく、蒸れない環境づくりを意識しましょう!

足を蒸らさないための便利グッズ

足に汗をかきやすい方は、普通に生活していると足が蒸れちゃうと思います。

いくつか足の蒸れを軽減させるグッズをご紹介しますので、水虫のかゆみ予防のためにもうまく取り入れてみてください。

靴の抗菌グッズ

菌やバクテリアの増殖を抑えるアイテムを使えば、多少靴の中が多少蒸れても安心です。

靴の消臭・抗菌パウダー
 

まとめ

今回は水虫のかゆみ対策を中心にまとめましたが、かゆいというのはあくまで水虫の症状の一つにすぎません。

水虫そのものをしっかり治療しないと、かゆい症状は何度も繰り返されますので、きちんと治す努力をすることもお忘れなく!

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