子供の日や母の日・父の日って、家族の誰に感謝の言葉を伝えたりプレゼントをあげるべきなのかがはっきりしていますよね。
でも、敬老の日って老人を敬う日と書くわけで、「祖父の日」でも「祖母の日」でもありません。
「敬老の日」だけでは家族の中で敬う相手が指定されていないので、時として悩んでしまうこと、ありませんか?
今回は、そんな敬老の日について、
- そもそも何歳からが敬老の対象となるのか?
- お祝いやプレゼントは、孫からという形が良いものなのか?
- 親に対して敬老の日のお祝いやプレゼントはするものなのか?
といった点からまとめました。
「敬老の日」の意味を、一緒に再確認して行きましょう!
敬老の日のプレゼントは何歳から?
結論から言うと、敬老の日のプレゼントは何歳から贈ればいいか?という問いに明確な答えはありません。
もともと敬老の日の由来は、「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」というコンセプトで設定された「としよりの日」です。
敬うべきは「お年寄り」ということですね。
ですが、何歳からお年寄りとみなすかは時代によっても異なるし、個人の考えによっても異なるというのが実際のところ。
若い時には60歳くらいはおじいちゃん・おばあちゃんだと思っていても、いざ自分がその年齢になってみるとまだまだ自分は若いと思いがちなものです。
これは、高校生の時30歳って随分と大人と思っていたけど、いざ自分がなってみるとまだまだ子供だなと思うのと同じかと思います(^^;
実際に、今は70歳を過ぎても元気に活動している方がとても多いですよね。
そんな方たちを老人扱いすると、たとえ感謝の気持ちを伝えようとしても逆に不快な思いをさせてしまうこともあるので注意が必要です。
ただ、社会的にいくつかの目安はあります。
- 還暦の60歳
- 仕事を完全にリタイアしたタイミング
- 年金を受給し始めたタイミング
- 孫が生まれたタイミング
こういった、一つの節目をきっかけに感謝の気持ちを伝えるという方もいらっしゃいます。
ちなみに、
- 国連の世界保健機構(WHO)の高齢者の定義は65歳以上
- 老齢基礎年金は原則65歳から
です。
そういった意味では、あくまで社会的にですが、65歳からを節目にしているケースが多いかな?という印象です。
敬老の日のプレゼントは孫からが良い?
社会的な節目としては65歳という目安が一番メジャーなようですが、年寄り扱いされたくない65歳以上が多いのも事実です。
せっかくプレゼントなどの贈り物をしても、それで嫌な思いをさせてしまっては元も子もないですよね。
この場合一番角が立たないのは、敬老の日のプレゼントを孫から贈る形にすることです。
自分の子供や周りの方たちから老人扱いされると気分を害する方でも、孫に対しては優しいおじいちゃん・おばあちゃんになりますよね(^^)
つまり、誰からお祝いされるか、プレゼントをもらうかで反応が変わるということです。
その意味では、敬老の日=「祖父の日」「祖母の日」という側面が強いと言えますね。
敬老の日に親にプレゼントを贈るもの?
では、例えば自分に子供がいない場合(親から見て孫がいない場合)はどうでしょう?
個人的な感覚としては、孫がいない場合は特に贈らなくてもよいのでは?と感じています。
孫がいない場合は「自分はまだ若い」という意識が孫を持っている同世代よりも強いでしょうし、そもそも、父の日母の日があるので、その時にしっかりと感謝の気持ちを伝えればよいかと思います。
もちろん贈ってはダメというわけではありません。
頻繁に会う機会がなく、このような行事を利用して食事に誘ったりしている方もいらっしゃいますので、ケースバイケースで対応するのがベターです。
実際、高齢者に人気のサプリメントである皇潤なども、敬老の日のギフト用にかなりお得なキャンペーンを実施したりしていますので、贈られる方も多いのかもしれませんね。
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どちらにしても、感謝の気持ちを伝える側、伝えられる側の双方が違和感を感じない形を選択する様にしましょう。
まとめ
敬老の日は、「老人」の年齢に明確な線引きが無い分、何かと迷ってしまう要素の多いイベントです。
ですが、基本はこれまで社会で頑張ってきた人生の先輩に敬意と感謝の気持ちを伝えるということです。
特に身近な家族の場合は、普段言えない感謝の気持ちを伝えるだけでもOKです。
必要以上に老人扱いするのではなく、そういった気持を前面に出すことが喜んでもらうポイントですよ(^^)