肌断食、始めました^^
ある日突然始めました。
結果、ボロボロだなーと常々感じていたお肌がだんだん健康になっていきました。「お肌がキレイ」には肌体力(?)が不可欠だったようです。
今回は、私が肌断食に挑戦してみた経過をまとめた肌断食体験談をお送りします。
1.肌断食前の私の肌の状態
1-1.どんな試みをしてもニキビや吹き出物が改善されることはなかった
2.ついに実践!肌断食体験記
2-1.肌断食を行った期間
2-2.肌断食の経過①当日~翌日の朝
2-3.肌断食の経過②1週間経過
2-4.肌断食の経過③20日~1カ月
3.私の場合、肌断食の副作用は出なかった
3-1.段階的に肌に負担のかからない化粧品を使っていた時期があったのが良かったのかも
3-2.ストイックになり過ぎないことが肌断食成功のカギ
4.肌断食の経過まとめ!私にはこんな効果がありました!
4-1.肌断食成功後は、肌の調子で体調や精神の状態が測れるようになった
肌断食前の私の肌の状態
肌断食を行う前の私の肌は、とにかく吹き出物に悩まされっぱなしでした。
18歳くらいから約十数年、吹き出物が1つもない時はほとんどなかったような気がします。
脂性肌ではなく、むしろ皮脂は少なめでかなりの敏感肌でした。吹き出物も典型的なニキビと湿疹、虫刺されかと思ってつい掻いてしまったら巨大な謎の吹き出物となって痒くて痒くて眠れないといった感じで、でき方も種類も混在していて何が何だかわからない!??といった状態でした。
そんな状態のためメイクをしても吹き出物の数が多過ぎて上手く隠れず、どうしても厚化粧になりがちです。自分でもそんなの嫌だし、周りからも不評で、ストレスは倍増です。
顔は常にボロボロなのに、体はたまに痒みが出るくらいで汚肌というわけではないことも、長年の謎でした。とにかくたくさんの解決方法を試して、改善することに必死でした。
私が肌断食を行う前に試したこと
まず、化粧品は敏感肌用のものをあれこれ揃えて丁寧にケアをし、シャンプーの銘柄から洗髪のやり方まで徹底して研究しました。病院にもいくつも通い、抗生物質を飲み、毛穴が詰まらないローションを使い、原因菌を殺菌するライトを当てる治療にハマった時期もありました。
ニキビの大きな原因である便秘に悩んだことは、人生で一度もありません。それでも食材と食生活にさらに気をつけることはもちろん、掃除もこまめにし、洗剤やお掃除グッズに至るまでこだわり尽くしました。
薬やサプリメントの飲み過ぎは腸内環境を悪化させ肌のコンディションも悪化すると聞けば、それらをすべてやめてスムージーやコールドプレスジュースを飲み、ビタミン補給と腸内環境正常化の両立を図ろうとしました。
どんな試みをしてもニキビや吹き出物が改善されることはなかった
しかし!全く!少しも!何も!ニキビも吹き出物も改善されることはなかったのです。
それどころか、「明日になったら少しでもよくなっていたらいいな。。」と願いを込めて丁寧なスキンケアをした次の日は、お肌が朝からぼんやりとほてり、ピリピリとした嫌な予感がし、夜になると巨大なニキビになるという悲しい結果になっていました。
常に真っ赤な吹き出物とカサブタが顔に十数個あり、周りの人に心配してもらったことですらストレスになってしまって、イライラトゲトゲし続けたりということもありました。
そして、ズボラなくせに変に真面目な私は研究とリサーチを繰り返し、もう試し尽くしたくせに、新たに海外から個人輸入してゲットした敏感・肌荒れ対策化粧品などでで念入りなケアを続けるという十数年間でした。
そして、ついに疲れ果てました。
「この世に私に合う化粧品ってあるのかな?」「これだけ試してもしっくりくるものなんてなかった。。」「っていうか基礎化粧品って意味あるの??」
この独り言。「化粧品って意味あるの?????」という疑問というより悪態(?)をついた3日後から、肌断食はいきなりのスタートとなりました。
ついに実践!肌断食体験記
肌断食を行った期間
肌断食はある日突然に近い形で始め、緩やかに継続しつつ現在約1年半が経過しました!今日まで、調子を見ながら探り探り、続けられています。
肌断食の経過①当日~翌日の朝
初日の夜、顔を石鹸で洗って何もつけずに寝ました。
洗顔が終わって1分後くらいから、お肌にピリピリ感を感じ始めます。決して耐えられないようなものではありませんが不快です。
同時に顔中にボワーっと鳥肌が立つような変な感じを覚えました。
しかし不思議なことに、 3時間くらい経つとお肌のつっぱりがなくなり、素肌にうすーくスキンケアオイルを馴染ませた時のような質感 になっていました。
「え?これが肌本来のバリア機能??私にもあったんだ!でも結果が出るには早すぎるし、、^_^;??」と思いました。そして問題なく眠れました。
次の日の朝、不安でいっぱいで鏡を見ましたが、思った以上に普通でした。
といってもいつもの朝のように顔がベタベタしていません。いつも朝になると枕に顔のベタベタがくっついていてとても不快でしたが、あれらは前日に自分が塗った化粧品が原因ということが判明しました。
そして、冷水で顔を洗って水気を拭き取っても、パリパリピリピリしません!プリプリに潤っている感じはありませんが、今すぐに保湿しなきゃ!というほどでもありません。
30分ほどで、前夜のうすーくスキンケアオイルを伸ばしたような状態になりました。これには前夜に続き、またまたびっくりしました。
肌断食の経過②1週間経過
1週間ほど肌断食を続けてた頃には、もう洗顔後にピリピリパリパリするという感覚がありませんでした。
洗顔後に顔が濡れたまま鏡を見ると、水滴をすべて弾いているのがわかります。今までの私の認識では水を弾いていたりしたら、油分を洗い残しているのかな、この後に使う化粧品が浸透してくれないかも、もっときちんと洗わないとニキビになるかな、なんて思ったことでしょう。
でもそういえば若い子のお肌を「水をはじくような」と表現するくらいですから、本来の健康なお肌はこういうものなんだ!と心から納得しました。
その頃には顔から吹き出物はほとんどなくなっていました。新しくできた吹き出物は無く、元々あったものも、順当に薄くなっているなという感じです。
一般的に、「ニキビ跡はしっかり保湿しないと、ターンオーバーが正常に行われないのでいつまでも消えない。」と言われていますよね?私もその点が不安でしたが、お肌自体が体力(?)を取り戻したからか、日に日にちゃんとニキビ跡が薄くなっていくことがとても感動的でした。
肌断食の経過③20日~1カ月
肌断食の本には「肌の表面はサラサラが良い。ベタベタはダメ。」と書いてあります。読んだ時は「???」でしたが、肌断食月間中に納得しました。
いつもいつも念入りにお手入れをしてから寝ているのも関わらず、朝起きるとお肌はなんだか疲れていました。前日のスキンケアでドロドロベトベトなお肌を洗顔すると、ピリピリカサカサに疲れたお肌が出現していました。
でも肌断食中は毎朝お肌が健康になっていっている!!このことから、毎日毎日、私は自分で自分のお肌にダメージを与えてボロボロにし続けていたんだと、身にしみてわかり始めたのが20日間が過ぎる頃です。
私の場合、肌断食の副作用は出なかった
このように、始めてから約1ヶ月は本当に何の化粧品もアイテムも使いませんでした。毎日完全すっぴんで過ごし、眉毛すら書きませんでした。朝は冷水で、夜は純石鹸で顔を洗う以外、顔には触りもしませんでした。
一般的に肌断食を行う際、どうしても辛いという時に使っても良いと言われているアイテムの「白色ワセリン」も使わずに通しました。
約1ヶ月間徹底することにこだわった理由は、肌のターンオーバーのサイクルは28日間と聞いたのでなんとなくです^_^;決して意思が強いタイプではない私ですが、続けられました。
様々な本や口コミを読んでいると、肌断食を始めても「乾燥や粉ふき、いつものケアの習慣がなくなると気持ち悪い。。」と言った理由ですぐについつい化粧品のボトルに手が伸びてしまうということもあるようですが、私の場合は全くありませんでした。
また肌断食を始めた直後に、一時的に絶望的なほどお肌がボロボロになるというのが定説ですが、私はラッキーなことにその体験をスルーしました。
段階的に肌に負担のかからない化粧品を使っていた時期があったのが良かったのかも
元々敏感肌の自覚があったので、お肌に負担がかからないように界面活性剤やポリマーが含まれていない化粧品を1年程使ってきたことが良かったのかもしれません。
結果的に段階を踏み、化粧品による皮膚ダメージを軽減させてから、肌断食に突入することができたのではないかと考えています。
また、身体の内側からバリア機能の回復を後押しする目的で、セラミドサプリも利用していました。
そのあたりの因果関係については、マイクロスコープなどで肌状態を観察しながら継続したわけでもないですし、専門家の意見も聞いていないのであくまで私の中での仮説になります。
詳しくはこちらの記事にまとめていますので、よろしければ参考になさってください。
関連記事⇒肌断食の効果を高め、開始直後の症状悪化を防ぐための3つの対策ストイックになり過ぎないことが肌断食成功のカギ
長い期間、挫折せずに肌断食を続けられたことは、とにかく嬉しい限りです。生来ズボラのため、「あえて何もしないケア」が実は性に合っていた感は否めませんが^_^;
現在も緩やかに肌断食を継続していますが、「緩やかに」というのは、途中から化粧品ではないアイテムでのケアを加えたり、たまーにオイルを少量使ったりしているからです。あと、肌に負担のかからないコンセプトで作られた化粧品で気になるものがある時も、負担にならない程度に使っています。
こんな感じでストイックに完全断食にこだわり続けなかったことも、継続できている大きな理由だと思います。
一途になりすぎても良いことばかりではないと言いますが、まさか「ズボラ」と「緩やか」が「攻めの放置≒肌断食」の大きな勝因キーワードだとは思ってもみませんでした。
肌断食の経過まとめ!私にはこんな効果がありました!
肌断食の結果、最も改善したかったニキビと吹き出物はほぼ改善されました!
そして幼少期からソバカスが顔中にあるタイプだったのですが、なぜだかほとんどが姿を消しました。
ファンデーションは紫外線の強い時期に、日焼け止めとしてパウダータイプのものを使う程度で、冬などはカバー力はほとんど無いパウダーやおしろいをポンポンする程度で終了です。
「隠してカバーし続けなきゃ!」という悩みがなくなって、とてもとても嬉しいです。必死で肌荒れを隠す必要のない生活の清々しさは、人格にもいい影響があったのではないかと思うほどです^^
そして元々常に赤みとカサブタでボロボロなのに毛穴の開きはあまり見えないタイプでしたが、明らかにさらに小さくなったように感じます。
また、元々、極度の乾燥肌というわけではなかったのですが、肌断食実行以降は化粧水などを何もつけなくてもつけていた時より乾燥しなくなりました。
長年の悩みがようやく解決し、しかもかかった費用はほぼ0円という結果はもちろん大満足しています!一方で、「何もしなければ良かったなんて、私の今までの努力はなんだったんだろう、、、(;_;)」という思いもチラホラ。
でも肌荒れ改善のために生活の様々に気を配ったことは、今の自分の健康を守ってくれることにつながっていると思うことにしました。
そして、敏感肌のケアに大切なことはなんだろうと使う化粧品にこだわりを持ったことは、結果的に肌断食へ一歩一歩つながるようにステップを踏んでいたとも言えます。
挫折につながる一時的なものすごい肌荒れを避けることができた結果、肌断食を今まで続けられたということでもあるのです。
そう思って、虚しく思わないように気をつけています^_^;
肌断食成功後は、肌の調子で体調や精神の状態が測れるようになった
今でもたまに、憂鬱になる程ブツブツすることもあります。でもそんな時は、必ず数日間続いた寝不足や徹夜、嫌なことがあって気分転換が上手くできずに顔まわりをつい癖でボリボリ掻いてしまった、疲れやイライラで甘いものを食べ過ぎてしまったりなど、思い当たるフシが必ずあり(まくり)ます(苦笑。。)。
そういう時はお肌だけでなく、体全体がダメージを受け、回復できず、色々滞って悪いものも排出できずにいるというサインだと解釈しています。原因を化粧品のせいにすることがなくなったので、精神的な面を含めた体調面に100%目を向けられるようになりました。
そんな時は胸に手を当てて思い当たることがないか考え、お肌はもちろん体全部をリカバリーできるように努めることにしています。
それまでは自分の肌が大嫌いで直視するのが辛いと思うこともありましたが、今では不調をいち早く知らせてくれるありがたい信号のように思えてきました。
まとめ
どんなに洗顔料や化粧品にこだわっても、敏感肌用のものを選んで使ってもなかなか肌荒れが治らないという方は、思い切って肌断食を試してみるのも一つの方法だと思います。
もちろん、全員が全員、私と同じような経過をたどって同じような効果を実感するとは限らないと思います。
副作用としての反応が強く出てしまう場合は週末だけ行う週末肌断食を試してみたり、界面活性剤やポリマー配合の化粧品を使っているならまずはそれらが配合されていない低刺激のものに変えてみたり、肌に必要な成分を外側から強引に浸透させるのではなくサプリなどで体の内側から取り入れてみたりと、取り組み方も様々です。
※具体的なやり方に関しては、以下の記事でまとめています。
関連記事⇒肌断食のやり方 洗顔や化粧水はどうする?ワセリンはOK?夜だけは?※肌断食を成功させるために使ったアイテム情報はこちらから。
関連記事⇒肌断食中の日焼け止めやメイクはどうする?ミネラルファンデならOK?肌断食に興味のある方は、最初からストイックになり過ぎず、出来ることから始めてみると良いと思いますよ^^
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