私の肌荒れを救ってくれた肌断食。
その肌断食の基本的なやり方と症状悪化を最小限にするためのポイントについては、こちらの記事にまとめています。
関連記事⇒肌断食の効果を高め、開始直後の症状悪化を防ぐための3つの対策
これらの記事でも触れたように、基本的に肌断食中は洗顔料も基礎化粧品も使わないのですが、そうなると気になるのが日中の日焼け止めやメイクをどうするか?という問題です。
もちろん、肌断食なので日焼け止めもメイクも使用しないのが一番なのですが、そうはいってもお仕事でメイクをしなければならなかったり、外出する際に日焼け止めを塗らないのは不安という方も多いかと思います。
今回は、そういった肌断食中の日焼け止めやメイクに関する情報をまとめました。肌断食を成功させるためにも、日中のケアの仕方はしっかりとチェックしておいてくださいね!
1.肌断食期間中の日焼け止めはOK?NG?
1-1.肌断食中に行いたい紫外線対策
2.肌断食中のメイクはどうすればいい?
2-1.スキンケアアイテムは使わない
2-2.おしろいかミネラルファンデーションを使う
2-3.ポイントメイクは石鹸で落ちるアイテムを使う
3.肌断食中に使いたいミネラルファンデ
3-1.ミネラルファンデはカバー力があるのに石鹸で落とせる
3-2.ミネラルファンデーションを選ぶ際のポイント
肌断食期間中の日焼け止めはOK?NG?
肌断食は、スキンケアはもちろんメイクも必要がなければできるだけしないようにして、お肌への負担をできるだけ減らすことが鉄則とされています。
メイクもできるだけしないとなると、同時に気になるのは「紫外線は大丈夫?日焼け止めはどうするの?」という問題ではないでしょうか?
日焼け止めはスキンケアに入るのか、メイクの一環なのかは人によって解釈が分かれるかもしれませんが、基本的にいわゆる日焼け止めクリームを肌断食中に使用するのはNGです。
実は日焼け止めクリームには、お肌のバリア機能を破壊する界面活性剤がたくさん含まれています。日焼け止めなので、お肌に有効成分を届ける目的は特にありませんが、紫外線を反射させたり吸収したりする成分をうまくクリーム状(ジェル状)にするために界面活性剤を使っている場合がほとんどです。
また日焼け止めを使用すると、どうしてもクレンジングもする必要が出てきますよね。そうするとさらに界面活性剤入りのアイテムを使用することになり、バリア機能がさらに脅かされてしまいます。
「ノンケミカル」と表記されているアイテムも界面活性剤が入っていないという意味ではありません。またノンケミカルという紫外線吸収剤不使用の日焼け止めでも、やはりお肌に塗って伸ばす時とクレンジングで落とす時の負担はかかります。
そう考えると、肌断食中はいわゆる日焼け止めクリームの使用は控えたほうが良さそうです。
肌断食中に行いたい紫外線対策
では肌断食中の紫外線対策はどうすべきかというと、
- 15分以下なら気にしない
- おしろいタイプのパウダーやミネラルファンデーションなど、お肌に負担のかからないアイテムで紫外線をカット
- ワセリンベースの日焼け止めなど安心アイテムを使う
- 飲む日焼け止めで皮膚には負担をかけずにガード
- 長袖、日傘、帽子やサングラスなどで、物理的にカット
といった感じになります。
肌断食の原則を守って、お肌の健康を害さない方法を選びましょう。
15分以下なら気にしない
長い間毎日、美肌のために日焼け止めを塗ってきた方は、肌断食対応の紫外線対策はかなり不安になりますよね。
でも、私の愛書でもある『化粧品を使わず美肌になる』には「紫外線を浴びる時間が15分以下なら、日焼け止めは必要ない。日焼け止めを塗らない害より、塗る害の方が大きい」とはっきり書かれています。
日光に当たるのが15分以下の場合、
日焼けによる肌ダメージ < 日焼け止めによる肌ダメージ
という状態になるということですね。ですので、15分以内であれば日焼け止めは塗らないことをおすすめします。
おしろいタイプのパウダーやミネラルファンデーションで紫外線をカット
もし顔に何かつけてガードしないと不安で仕方がないという場合には、おしろいのようにパフでポンポンするようなタイプのフェイスパウダーを使いましょう。
おしろいであれば界面活性剤は不使用の製品が多いし、落とす時も石鹸で落とせるのでお肌への負担は最小で済みます。SPFやPAの表記があるフェイスパウダーも最近はたくさんあります。
また、後ほど取り上げるミネラルファンデーションにも紫外線カット作用があります。ミネラルファンデにはカバー力もあるので、個人的には一推しです。
普段はパウダーで、気合を入れたい時や隠したいところがある時はファンデーションの方を使う感じです。軽くふわっとつくけどカバー力もちゃんとあるファンデーションはとても優秀なので、ポイントメイク代わりにも使えます。
先日ハワイに行った時は、さらに同ブランドのミネラルコントロールUVベースを使ってパウダーやファンデーションの持ちを良くさせました。
リキッド物は普段は使わないのですが、このUVベースは界面活性剤不使用にこだわっているのである程度安心して使えるため、ハワイのように日差しの強い場所に旅行に行く際などはこんな感じで組み合わせて使用しています。
写真の真ん中3つが、今回紹介した10minの3アイテムですね。
- 手前がミネラルファンデーション
- 奥の真ん中左がミネラルコントロールUVベース
- 奥の真ん中右がホワイトプロテクトパウダー50
になります。
詳しくは、10minの公式HPで確認してみてください。
です。
この2つについては、こちらの記事でまとめています。
関連記事⇒敏感肌の日焼け止めはオーガニックとウォータープルーフの使い分けをワセリンベースの日焼け止めなど安心アイテムを使う
肌断食で有名な宇津木式で推奨されているのがワセリンベースの日焼け止めです。
エメローゼン VUVプロテクトという商品なのですが、この商品の難点は通常のネットショップでの購入が出来ないところ。
メールもしくはFAXのみの購入になり、最新の金額や支払い方法については、以下のアドレスから問い合わせが可能です。
info.cu@aimeerozen.jp FAX 043-301-3782
飲む日焼け止めで皮膚には負担をかけずにガード
飲む日焼け止めはお肌のバリア機能に負担はかけずに、日焼けのダメージを防いでくれます。
私も現在愛用中で効果を実感していますが、全身に日焼け止めをこってり塗って、それをごっそり洗い流すという負のスパイラルから抜け出す良いきっかけになってくれます。
関連記事⇒飲む日焼け止めを比較!国産とヘリオケアはどちらがおすすめ?長袖、日傘、帽子やサングラスなどで、物理的にカット
なんといっても効果があるのは、長袖、日傘、帽子にストールなどのアイテムで物理的に紫外線をブロックすることです。
自分の生活習慣において必要だと思うアイテムを選び、お肌に負担をかけないUVカットを心がけていきましょう。
関連記事⇒紫外線対策に帽子・日傘・長袖・スカーフを!色や素材はどうする?
肌断食中のメイクはどうすればいい?
肌断食中はメイクはしないことが望ましいです。しかし、お仕事柄「そんなの絶対無理!!」という方がほとんどではないでしょうか?
そんな時はポイントを押さえて、できるだけお肌に負担をかけないメイクで出勤しましょう。
ポイントは
- 基礎化粧品や下地など、スキンケアアイテムは使わない
- おしろいかミネラルファンデーションを使うこと
- ポイントメイクは石鹸で落ちるアイテムを選んで使う
です。
スキンケアアイテムは使わない
まず、肌断食中なのでスキンケアアイテムは使ってしまったら意味がなくなってしまいます。いきなり不安になってきますね^^;
でも私自身もそうでしたが、お肌が落ち着いてくると案外大丈夫なものです。
水洗顔をしてタオルで水気を抑えたら、すぐにおしろいかミネラルファンデーションを使います。下地クリームなども一切使いません。
どうしても粉吹きがひどくてパウダーが乗らない場合は、ワセリンをうすーく顔につけてからだときれいに付きます。
おしろいかミネラルファンデーションを使う
必ずおしろいなどのパウダータイプのものか、ミネラルファンデーションを使います。理由はもちろん、クレンジングでお肌に負担をかけるリスクを避けるためです。
これらのベースアイテムはポリマーやワックスなど、お肌に密着して落ちにくくする成分を使っていないので、クレンジング剤を使う必要がないのです。
ポイントメイクは石鹸で落ちるアイテムを使う
ポイントメイクも同様にクレンジング不要な、石鹸で落とせるアイテムを選びましょう。普通のドラッグストアでも見かけますし、自然派やオーガニックの化粧品を専門に扱うお店では、かなり豊富な種類の中から選ぶことができます。
アイブロー、アイライナー、アイシャドウ、マスカラ、口紅も、選択肢は意外と豊富です。
もし、ポイントメイクがどうしても石鹸洗顔では落ちないという場合は、落ちない部分のみワセリンをコットンや綿棒に取り、優しくなじませて落とすようにします。
私は、結婚式出席のためのかなりしっかりめのポイントメイクもこの方法で落としています。ぜひ試してみてください。
肌断食中に使いたいミネラルファンデ
肌断食中はできるだけお肌に負担をかけないために、ベースメイクはしないか、もしくはおしろいやフェイスパウダーのみが望ましいと、複数の関連本に書かれています。
しかし、おしろいやフェイスパウダーは、お肌に負担がかからない点では文句なしに素晴らしいのですが、カバー力という点ではほとんど頼りになりません^^;
「この吹き出物の赤みが丸見えのままじゃ仕事になんて行けない。。」という方もいらっしゃることでしょうし、職業柄しっかりめのメイクが求められる方も多いのではないでしょうか?
やはりOLさんで、昼間メイクをしないというのは不可能ですよね^^;
その場合はぜひミネラルファンデーションを試してみてください!理由は、おしろいのお肌への優しさとファンデーションカバー力のいいとこ取りだからです!
ミネラルファンデはカバー力があるのに石鹸で落とせる
ご存知の方も多いと思いますが、ミネラルファンデーションは界面活性剤やポリマー不使用なので石鹸で落とせる上に、カバー力がかなりあるという素晴らしいアイテムです。
ミネラルのパウダーのみの成分なので光を乱反射させる働きが強いため、紫外線対策にもなります。
まさに、お仕事には行かないといけないけど、肌断食もしたい!という場合にぴったりですよね^^
実際、コンシーラーで苦労して隠さなければならなそうなニキビ跡が、あっさり隠れてしまってびっくりしたこともあります。いい商品にめぐり合えれば、肌断食をしていることを誰にも気付かれないなってことも可能です。
先ほど日焼け止め代わりとして紹介した10minのミネラルファンデーションも、合成界面活性剤・合成ポリマー不使用と肌への負担を抑えているのに、かなりのカバー力ががあります。
日焼け対策とメイクの両方の役割を兼ねてくれるので、どうしても肌断食中にメイクをしなければならない場合は、重宝すると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「肌断食には興味があるけど、日中に日焼け止めやメイクをしないわけにはいかないから私には無理!」と思っていた方も、これらの方法を試していただければ実行は可能だと思いませんか?
特に、ミネラルファンデは日焼け止め代わりにもなってカバー力も高く、それでいて石鹸で落とすことが可能なので肌断食との相性はかなり良いです。
肌断食までは踏み出せないけど、出来るだけ肌に負担のかからないメイクや日焼け止めを探しているという方にもピッタリです。
こういったアイテムを賢く利用することが、挫折せずに肌断食を成功させるポイントです!^^
※肌断食を成功させるために使った、その他のアイテム情報はこちらから。
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