頭皮にニキビが出来てしまうと、時にむず痒く、それでいてシャンプーする時に潰してしまおうものならものすごく痛い!そんな不快な状態に苦しんでいませんか?
一時的なものならばともかく、何度も頻繁に頭皮ニキビを繰り返してしまったり、常に頭皮のニキビが出来てしまう状態だと、本当に苦痛ですよね。
今回は、
- なぜ頭皮にニキビが出来てしまうのか
- 頭皮にニキビができた時はどのようなシャンプーを選ぶべきか
- どのようにシャンプーをすればいいのか
- シャンプー後のケアとしてどんなローションを選べばいいのか
といった内容について掘り下げていきたいと思います。
頭皮ニキビの原因は?
まず大前提として、頭皮に限らずニキビができるのはアクネ菌の繁殖が原因です。基本的に、ニキビと名の付くものは毛穴の中でアクネ菌が増殖することによって引き起こされます。
ポイントは、なぜ頭皮の毛穴ににアクネ菌が増殖してしまうのかということです。
頭皮の皮脂の量は顔の2倍以上
実は、頭皮には皮脂腺が顔の2~3倍以上も存在します。その分、分泌される皮脂の量も当然多くなります。
余談ですが、この大量に分泌された皮脂が酸化すると過酸化脂質となり、頭皮の臭いの原因になります。ですので、頭皮ニキビと頭皮の臭いは、どちらも過剰な皮脂が根本原因という共通点を持ちます。
頭皮ニキビの場合は皮脂が毛穴に詰まり、その詰まった皮脂の中でアクネ菌が異常増殖してしまっているという点が特徴になります。
頭皮ニキビを改善するにはまずはアクネ菌を減らすことが重要
頭皮ニキビの最初の原因は皮脂が毛穴に詰まってしまうことなので、最終的には皮脂の異常分泌や毛穴の詰まりといった部分を改善することが再発防止のために重要です。
そのための頭皮のケア方法については別の記事でまとめようと思います。
まずは、すでに出来てしまっている痛い頭皮ニキビをどうにかしなければいかませんよね。
そのためには、まず最初に異常増殖したアクネ菌をどうにかする必要があります。頭皮ニキビが痛い状態で、一般的に言われているような指の腹で頭皮をしっかり洗うというケア方法は現実的ではありません。
頭皮ニキビを解消して再発させないためには、
- 頭皮のアクネ菌対策をシャンプーやローションで行って頭皮ニキビを落ち着かせる
- 頭皮ニキビが落ち着いた後に再発防止策として皮脂の過剰分泌に対する対策を行う
といった流れが重要になります。
頭皮ニキビが痛い時のシャンプーの選び方とシャンプーの仕方
頭皮ニキビが痛い時って、一番苦労するのがシャンプーではありませんか?あるいは、シャンプーする時に一番痛みを感じてしまいやすいと言った方が正確かもしれません。
一般的には「洗浄力の強すぎないアミノ酸シャンプーを使って頭皮を優しく洗いましょう」といった感じで話が終わるのですが、それだと何も解決しないですよね^^;それが出来ないから苦労しているというわけですから。
そこで、以前重度の頭皮ニキビの痛みに苦しんでいた友人が行って効果のあった方法を紹介したいと思います。
私自身は頭皮ニキビはたまにしかできないので元々そこまで苦労はしてなかったのですが、たたまにできてしまった時には実践して、とても効果を実感している方法です。
コラージュフルフルシャンプーを使用する
このシャンプーの特徴は、ミコナゾール硝酸塩が配合された医薬部外品であること。
商品コンセプトとしては、フケやかゆみの原因となる頭皮のカビ(真菌)の増殖を防ぐ目的でミコナゾール硝酸塩が配合されていますが、もちろん頭皮ニキビの原因となるアクネ菌にも効果を発揮します。
ミコナゾール硝酸塩自体、皮膚科でも処方される成分ですので、効果という点で信頼感があります。さらに洗浄成分はアミノ酸なので、刺激が強すぎて頭皮を傷めてしまうという心配もなく、安心して使用できるシャンプーです。
通常であれば、「このシャンプーを使ってください」で終わるところですが、友人から教わった方法はここからがキモです。
コラージュフルフルシャンプーを使っていくのですが、実はシャンプーの仕方に大きな特徴があります。
コラージュフルフルシャンプーを泡立たせてパックするだけ
頭皮ニキビの痛みに苦しんでいた友人が編み出した方法が、指で頭皮を洗わずにコラージュフルフルシャンプーを泡立てて5分ほどパックをするという方法です。
シャンプー時に一番気になるのは指で頭皮ニキビをつぶしてしまうことだと思いますが、この方法であればそういったリスクを回避することが可能です。
最初はコラージュフルフルシャンプーを泡立てずにそのまま頭皮にたらしていたそうですが、最終的にこの形に落ち着いたということ。
ミコナゾール硝酸塩がアクネ菌の増殖を抑える
優しく撫でるようにシャンプーの泡を頭皮に乗せるだけでも、ミコナゾール硝酸塩の効果でアクネ菌の増殖を抑えてくれますので、頭皮ニキビが痛い時のシャンプー方法としては非常におすすめです。
よく、シャンプーをすると痛いからお湯で流すだけという方も多くいらっしゃると思いますが、それだとアクネ菌の増殖を抑えることは出来ません。あくまで、ミコナゾール硝酸塩でアクネ菌を抑えるという点がポイントになります。
頭皮ニキビの痛みを感じることなくアクネ菌にアプローチできるこのシャンプー方法を、ぜひ一度試してみてください。
頭皮ニキビ専用ローションでアクネ菌対策と保湿を行う
コラージュフルフルシャンプーで泡パックをした後は、頭皮ニキビ専用のローションで頭皮の保湿とアクネ菌の対策を行います。
顔にできたニキビのケアをする時も洗顔後にアクネ菌を抑えるローションなどを使用すると思いますが、原理は同じです。ですが、ならば顔のニキビ用ローションをそのまま使えるか?というと、そういうわけにもいきません。
先ほども書いたように頭皮の皮脂腺の数は顔の2~3倍の数に及びます。したがって、皮脂で繁殖するアクネ菌の数も頭皮の方が顔よりも2~3倍多く存在します。
そのため、顔のニキビ用のローションでは効果が弱く、頭皮のアクネ菌に対応しきれないという結果になってしまうんです。
頭皮ニキビのケアのためにローションを使用する場合は、頭皮ニキビ専用のものを使用するようにするのが賢明です。
ルプアクアは頭皮ニキビ専用の薬用化粧品
薬用化粧品とは医薬部外品の一種で、効果効能が認められた有効成分が通常の化粧品よりも多く配合されていることを表しています。ルプアクアの場合の効果効能は当然「頭皮ニキビケア」ですね。
頭皮ニキビケアを効果効能として掲げることは、通常の化粧品では出来ません。何気なく見過ごしがちですが、これは薬用化粧品であるルプアクアならではの表記ということになります。
頭皮ニキビ用化粧水なら長時間のアプローチが可能
ちなみに、ルプアクアに含まれる「頭皮ニキビケア」用の有効成分はイソプロピルメチルフェノール。殺菌作用に優れ、アクネ菌を減らすのに効果的な成分です。
頭皮ニキビの対策としてはまず第一にシャンプーが大切ですが、シャンプーは洗い流さないといけないため、長時間アクネ菌を殺菌し続けるのは困難です。
特に何度も頭皮ニキビを繰り返す方など、シャンプーだけで足りない方は薬用化粧品のローションを積極的に使用していきましょう。
シャンプー時にミコナゾール硝酸塩でアクネ菌を減らし、その後に殺菌作用を持つイソプロピルメチルフェノールを含む薬用化粧水のローションで長時間アクネ菌を抑え続ける。
この組み合わせが、理想的な頭皮ニキビのケア方法です。
公式⇒ルプアクア公式HP
まとめ
今回は、今できている痛い頭皮ニキビに対してどのように対処するのがいいのか?という視点から対処法をご紹介しました。
アクネ菌を抑えて頭皮のニキビ解消に成功したら、アクネ菌の温床となっている過剰な皮脂分泌を抑える工夫をしていきましょう。シャンプーに気を付けることはもちろん、生活習慣やホルモンバランスの乱れなども過剰な皮脂分泌の原因になります。
何度も頭皮ニキビを繰り返す方は、生活習慣の見直しも並行して行ってくださいね^^