恥垢の洗い方 放置するとデリケートゾーンのにおいの原因にも!

女性にとってはとても恥ずかしいことですが、デリケートゾーンに溜まってしまった恥垢(ちこう)がにおいの原因となっていることもあります。

「恥垢」とは、性器の周辺に溜まってしまう白い垢のこと。

放置をしてしまうと、他のにおいと混じって強烈なにおいの原因になってしまいますので、きちんとしたケアを心がけましょう。

今回は、見落としがちな恥垢について、

  • 恥垢の正しい洗い方
  • 洗った後のケア方法
  • なぜ女性の恥垢はにおいやすいのか

といった観点からまとめています。。

デリケートゾーンの恥垢の洗い方の5つのポイント

指を使って丁寧に洗う

女性のデリケートゾーンの形状は、複雑に出来ています。ですから、お風呂に入ったら指を使ってキレイに丁寧に洗うように心がけましょう。

時々、恥垢やおしっこなどの汚れだけでなく、トイレットペーパーのカスが付着してしまっていることもあります。

こういったゴミなども、指で丁寧に取り除いてあげましょう。

デリケートゾーン専用の石鹸を使う

できれば、デリケートゾーン専用の石鹸を指に付けて、泡立てながら優しく細部を洗っていくのがおすすめです。

陰部周辺は皮膚が弱く刺激に敏感なゾーンですので、通常のボディソープでは刺激が強すぎる傾向があります。

そのため、ボディソープを使って陰部周辺を洗ってしまうと、ヒリヒリしたり肌荒れを起こしたりといったトラブルにも発展してしまうことも。

デリケートゾーン専用に作られた石鹸であれば、刺激を抑えつつ消臭効果が備わっていますので、敏感な肌をいたわりながらにおいを取り除くことが可能です。

陰部をこすって傷つけないように気を付ける

デリケートゾーンを洗う際にスポンジやボディタオルを使ってしまうと、陰部をこすって傷つけてしまう可能性もありますから使わないようにしましょう。

ゴシゴシと洗ったり、こすったりするとその刺激によってメラニン色素が作られ、デリケートゾーンの黒ずみの原因となってしまいます。

間違ってもこすらずに、とにかく優しく丁寧に全体を洗っていくのがベストです。

シャワーの水圧はやや弱めに、温度はやや低めにする

シャワーで石鹸やソープを洗い流す際も、水圧はやや弱めに、温度もやや低めにしてあげるのが、皮膚の弱い陰部周辺を洗う際に気を付けるポイントです。

肛門の方も、同じようにして洗ってみてください。

膣の中は洗わない

恥垢を落とすついでに膣の中まで洗ってしまえば、より清潔なのでは?と思いがちですが、膣の中を洗ってしまうのはNGです。

その理由は、膣の中には乳酸菌が存在していて、雑菌が膣内に入り込むのを防いでくれているからです。

もしも膣内まで石鹸で洗ってしまうと、大切な働きをする乳酸菌まで洗い流してしまう事になりますので、膣内は洗わないようにしましょう。

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上記の関連記事内でも触れていますが、膣内を洗う場合はインクリアなどの膣内専用洗浄液を利用してください。

洗った後は化粧水や乳液などをデリケートゾーンにおすそわけしよう

しっかりとデリケートゾーンを洗った後は、顔につける化粧水や乳液をつけてケアしましょう。そうすることで、洗った後のデリケートゾーンの皮膚を保湿することが可能です。

ただし、陰部は敏感な場所ですから、必ず最初に少しだけ付着させてパッチテストを行ってみてください。それで大丈夫そうなら、普段使用している化粧水や乳液も使えると思います。

不安な方は、デリケートゾーン専用の化粧水を使えば安心かと思います。

※こちらの記事内で紹介しているラヴージュという商品は、デリケートゾーン専用のソープと化粧水がセットになっています。

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また、においが気になるなら、素敵な香りがする香水をつけてみるのもいいですね。

香水をつける場合は、デリケートゾーンに直接つけるのではなく、股の付近に付着させるようにするのがおすすめです。その方が、刺激に敏感な女性器を守ることにつながります。

女性の恥垢が男性よりもにおう原因は?

恥垢がたまるのは、女性に限った話ではありません。男性もケアをしないと恥垢はたまります。

ですが、実は女性の方が男性よりも陰部に恥垢がたまりやすく、においが強くなりやすいのです。

女性の場合は膣からの分泌物が多い

その理由として、女性の場合は膣などから出てくる分泌物が多いことが挙げられます。

女性の膣内からは、いつもおりものが出たりしています。生理の時には、経血も出てきます。女性の陰部からは、年中おりものや経血などの分泌物が出ているのです。

そのため、男性よりも女性の方がはるかに陰部がにおいやすいということになります。

デリケートゾーンは雑菌が繁殖しやすい

膣内からの分泌物に雑菌が繁殖しやすいことも、嫌なにおいが出てくる原因になります。

例えば、おりもの自体はほぼ無臭ですが、そこに雑菌が繁殖してしまうとにおいが強烈になります。

デリケートゾーンは蒸れやすく、雑菌が繁殖しやすい環境ですので、普段からその点を意識したケアを行いましょう。

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まとめ

恥垢がたまりやすい性器の周りは、特に洗い方に注意が必要です。

洗い方を間違えるとデリケートゾーンの黒ずみの原因となってしまったり、膣内に細菌が張り込んでしまう原因にもなります。

かといって、放置をしてしまうと確実ににおいの原因になります。

正しい洗い方とケアの仕方を実践して、清潔なデリケートゾーンをキープしていきましょう!

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