私は以前、ほくろの除去を皮膚科のレーザー治療で行ったのですが、その際に自分でほくろを除去することは出来ないかなと色々調べました。最初はレーザーとか怖かったですし、自分でほくろの除去が出来れば費用面においても安く済むかなと思ったからです。
調べてみたら、ほくろ除去用のクリームやジェルが存在するらしいということを知りました。
今回は、ほくろの除去を自分で行おうと検討している方向けに、クリームやジェルの口コミや評価、購入方法、そして、なぜ最終的に私が皮膚科でのレーザー治療を選んだのかという点について、以下の内容でまとめています。
1.ほくろの除去を自分で行う方法
1-1.もぐさ
1-2.カソーダ
1-3.クリーム・ジェル
2.ほくろ除去用のクリームの口コミで高評価なのは?
2-1.ほくろ除去用のクリーム・ジェルのリスクと私が使用しなかった理由
ほくろの除去を自分で行う方法
ほくろの除去を自分で・自宅で行う方法として有名なのは次の3つだと言われています。
もぐさ
もぐさとは、ヨモギという植物の繊維からつくられたお灸の材料のこと。
つまり、お灸でほくろを除去するということですね。
最初にこの方法を知った時は、「ええ!お灸でほくろが取れるの??」と驚いたのですが、調べてみると医療が発達する前の昔の日本人はお灸でほくろを取っていた様で、歴史としてはかなり古いものがあります。
実際、私の友人の鍼灸師は、専門学生時代の授業中に先生のほくろ取りデモンストレーションの実験台?になり、ほくろを取ってもらったそうです。
結果としては、これがかなり綺麗!かなり大きなほくろだったのですが、跡は残ってないですし、本人としてもかなり満足していました。
ただし、施術してくれた先生はかなりの大物というか、その世界では名の知れた方なので、技術的にも相当な熟練度だったということです。なので、もしもお灸でほくろを取りたいと思った場合は、ほくろ取りの実績のある鍼灸院を選びましょう。
ちなみに、ほくろ除去用のもぐさも販売されていますので自分で行うことは可能ですが、綺麗に取るには相当の練習や手先の器用さも要求されます。
自宅で、自分で行うことも可能ですが、技術的な部分を考えるとこの方法はプロに任せた方が無難かなという印象です。その点を考えて、私はこの方法を選びませんでした(^^;
カソーダ
カソーダとは、ヒマシ油と重曹を1:2の割合で混ぜ合わせたもので、強力なアルカリ作用で皮膚組織を溶かす(破壊する)作用を持った成分です。原材料が手に入れば、自分で作ることも可能ですね。
もともとはアメリカで肌の凹凸を取るために開発されたクリームですが、作用が強力なので基本的に顔への使用は推奨されていません。
ですので、顔への使用に関しては基本的にかなり慎重になった方がいいのではないかなというのが私の意見です。
実際、カソーダを使ってほくろやシミの除去をしてみた方の情報などがネット上でもまとめられたりしていますが、こちらのサイトを見ても「色素沈着が残ってしまった」「ほくろがイボ化してしまった」「かさぶたになっただけだった」など、あまり芳しい成果は出ていないようです。
なので、個人的にはこれもちょっと敬遠です。
クリーム・ジェル
ほくろ専用のクリームやジェルをも発売されています。こちらはお灸と違ってそれほど難しくないですし、ほくろ専用のため、カソーダよりも比較的安心して使用できるのではないかな?という印象がありますね。
ほくろ除去用のクリームにはいくつか種類があり、それぞれに特徴があります。代表的なものは以下の通り。
- ワートボールバニッシュ(アメリカ)
- 精油ジェル(台湾)
- ニッキーモールアウトクリーム(フィリピン)
- モールテック(フィリピン)
全て海外製品です。外国の場合はほくろの除去も手軽に自宅で行う習慣があるため、こういった製品が多く出回っているんですね。
日本で販売されているのは、それらの製品を輸入したものということになります。
ほくろ除去用のクリームの口コミで高評価なのは?
上記のクリームのうち、好評な口コミが多く見られたのは、ワートボールバニッシュと精油ジェルでした。
ワートボールバニッシュは世界的にメジャーなクリームで、精油ジェルは形状がジェル状ということもあり、近年人気が出ている商品です。
どちらも、「ほくろに塗布⇒かさぶたになる⇒かさぶたが取れる時にほくろも取れる」というのが基本の流れですね。
最終的にかさぶたが取れるまで、大体2~3週間くらいかかります。
ほくろ除去用のクリーム・ジェルのリスクは?
口コミを読むと、上記の商品を使ってほくろが綺麗に取れた!という声が多く見られます。
ただし、その一方で「跡が残ってしまった」「傷が化膿してしまった」「火傷を起こしてしまった」といった声もが見受けられるのも確かです。この辺りの声を聞くと、ほくろ除去クリームやジェルにも、カソーダに近いリスクがあるんだなということが分かります。
こういった口コミが、私が最終的にほくろ除去用のクリームやジェルを顔に使用しなかった理由の一つです。
そして、顔に使用しなかった最大の理由は成分とその働きが良く分からなかったこと。
これって私の中では結構大きいです。商品を日本語で紹介しているサイトもいくつかあるのですが、その説明は「天然のハーブを使用」程度でしかないんですね。
具体的にどんな成分がどんな作用をほくろに及ぼすの?という点がクリアでなかったため、私は顔のほくろ除去目的での購入&使用を見送りました。
※ただ、やはり気になったので、実際に取り寄せて手の甲にあるほくろにほくろ除去用のジェルを使用してみました。その結果がこちらの写真です。
この写真を撮った段階でほくろの除去から10か月くらい経過しているのですが、私の場合は茶色っぽい感じで跡が残ってしまいました。
手の甲なのでまだ許容できますが、顔に使用するのはかなり躊躇してしまう結果です。
なので、個人的には「やっぱり皮膚科でほくろを取ってもらって良かったな」という感じなのですが、中には全く跡が残らなかったという口コミもありましたので、ある程度の個人差は出てくると思います。
どうしても自分でほくろの除去を行いたいという方もいらっしゃると思いますが、その場合はまず腕などの身体で試すことを忘れずに行ってくださいね!いきなり顔で試すのはリスクが大きいです!!
ほくろ除去用のクリームは楽天で買える?
上記で紹介したほくろ除去用のクリームですが、海外製品のため残念ながら楽天では買えません。
※以前はAmazonでは買えたのですが、現在はAmazonでも買えなくなっているようです。現在は、こちらのショップでの販売になっています。
(傷跡クリーム・保護パッドセット品)
美容皮膚科のレーザー治療は意外と安い?
なるべく費用を抑えて、ほくろの除去を自分で行いたい方はもぐさやクリーム、ジェルを試しましょう。その際は必ず顔以外の部分で試すことを忘れずに!
リスクを少しでも減らしたいのであれば、多少費用がかかっても皮膚科やクリニックでの除去を検討しましょう。
実は皮膚科やクリニックの費用も、そこまで高くないんです。上で紹介したジェルが送料込みで10,000円近くすることや、アフターケアの安心面などを考えると、皮膚科やクリニックでのほくろ除去を候補に入れていいと思います。
有名どころだと、例えば品川スキンクリニックとか。自費診療ですが、直径1㎜のほくろが3,880円~というのは、クリームと比較してもかなり破格ではないかと思います。
無料カウンセリング予約がメールで出来るので、予約電話が苦手な方も安心ですし。
手術の場合は保険適用にこだわる方も多いですが(実は私もそうでしたが…^^;)、コストという面において美容クリニック系は意外と穴場だと思います。品川スキンクリニックなどは、私が保険適用で受けた手術よりも低価格な設定です。
以下のページでは、私が実際に皮膚科でレーザー治療を受けた時の情報を載せていますので、参考にしていただければと思います。
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