ココナッツオイルダイエットでケトン体増加!効果的なやり方は?

ココナッツオイル

ここ最近、ココナッツオイルでのダイエットとその効果が話題を呼んでいます。
ただ、ココナッツオイルがなぜダイエットに効果的なのか、イマイチよく分かっていない人もまだまだいらっしゃるようです。

今回は、ココナッツオイルダイエットについて

  • なぜココナッツオイルで痩せるのか
  • ココナッツオイルのダイエット以外の健康効果
  • ココナッツオイルダイエットの効果的なやり方

といった観点からまとめました。
ココナッツオイルの事を正しく理解して、楽しくおいしくダイエットに取り入れちゃいましょう!

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ココナッツオイルダイエットで痩せる理由!中鎖脂肪酸がケトン体を増加!

ココナッツオイルに多く含まれるのは飽和脂肪酸?不飽和脂肪酸?

私たちが普段摂取する油は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2つに分類されます。

飽和脂肪酸
飽和脂肪酸は、肉や乳製品などに多く含まれ、溶け出す温度が高いため、常温では固体です。

コレステロールや中性脂肪を上げる作用があり、一般的には取りすぎに注意すべき油ですね。

不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸は、青魚や植物油に含まれ、溶けだす温度は低く、常温では液体の状態です。
こちらは逆に、血中のコレステロールを下げる働きがあり、積極的な摂取が推奨されています。

では、ココナッツオイルは、どちらに属するのでしょうか?

「ダイエットにいい」「植物性」といった特徴があるため、一見すると不飽和脂肪酸を多く含む油の様なイメージがありませんか?

でも、実際にココナッツオイルに多く含まれるのは、飽和脂肪酸なんです。

※恐らく不飽和脂肪酸のイメージがとても良いためだからだと思うのですが、ココナッツオイル=不飽和脂肪酸という間違った解説をしているサイトをとても良く見かけます。

ココナッツオイルに多く含まれるのは、不飽和脂肪酸ではなく、飽和脂肪酸です。

ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸がポイント

飽和脂肪酸なのにどうしてダイエットや健康にいいの???って不思議に思いませんか?

実は、ココナッツオイルは飽和脂肪酸ですが、その60%は中鎖脂肪酸という構造で出来ているからなんです。

中鎖脂肪酸は、吸収されるとすぐ燃焼さるという性質を持っています
そのためエネルギーとして使用されやすく、身体にたまりにくいんですね。
さらに言うと、身体にたまりにくいだけでなく、すでに身体にたまっている脂肪も一緒に燃焼しやすくしてくれるという、ダイエッターにはとてもありがたい効果まで持っています。

一方で、通常の植物油や動物性のオイルやバターに多く含まれている長鎖脂肪酸は、吸収されると燃焼されにくいので身体に蓄積されやすいという性質を持っています
長鎖脂肪酸を多く含む油で揚げた天ぷらやフライ、ドーナツなどを食べすぎるとすぐに太ってしまうのはその為なのです。

中鎖脂肪酸がケトン体を増やす

さらに最近では、中鎖脂肪酸を摂りいれると、体内の脂肪を分解して作られるケトン体という物質が多く合成されることが分かってきました。

このケトン体、糖質の代わりにエネルギー源として利用される性質があります。
つまり、中鎖脂肪酸を多く含むココナッツオイルを摂取することで、脂肪を効果的にエネルギー源として活用出来るということなんです。

これまで、脳の栄養源は糖質だけとされてきましたが、ケトン体がその役割を担う事も分かっています。

最近は過酷な糖質制限ダイエットを行うジムや芸能人が増えてきていますよね。
ですが、そこまで徹底した糖質カットをしなくても、ココナッツオイルを併用することで脂肪からケトン体の生成が促され、効果的に脂肪を燃焼することが可能になるんです。

糖質制限ダイエットに挑戦している方は、中鎖脂肪酸が豊富なココナッツオイルでケトン体の生成を助けてあげましょう。

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ココナッツオイルダイエットのダイエット以外の効果

ここまで、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸や、中鎖脂肪酸を多く摂取することで生成されるケトン体のダイエット効果について解説してきました。

でも、ココナッツオイルダイエットには、ダイエット以外にも以下の2つの効果があるんです。

アンチエイジング効果

ココナッツオイルには、ビタミンEをはじめ抗酸化作用のある栄養素がたくさん含まれています。

抗酸化=アンチエイジングですので、日々のココナッツオイル摂取でアンチエイジング効果が見込めます。

免疫力アップ効果

ココナッツオイルにはラウリン酸という成分が含まれています。

このラウリン酸、母乳などにも含まれていて、免疫力を向上させる働きを持っているんです。普段から風邪をひきやすいなど、免疫力の低下が気になる方にもココナッツオイルはおすすめです。

ココナッツオイルダイエットの効果的なやり方

では実際に、ココナッツオイルダイエットはどのように行えばよいのでしょうか?

  • ココナッツオイルの選び方
  • ココナッツオイルの摂取方法
  • ココナッツオイルの摂取量

の3つのポイントで整理したいと思います。

ココナッツオイルの選び方

ポイントとなるのは以下の2点です。

  • 未精製のものを選ぶ
  • 原産国がフィリピンのものを選ぶ

未精製のものを選ぶ理由は、精製する過程でトランス脂肪酸が加わってしまったり、中佐脂肪酸以外の栄養素が壊れてしまったりするからです。

また、フィリピンにはココナッツ庁が存在し、国全体でココナッツオイルの品質管理に力を入れています。

品質にこだわるとやや値段も上がりますが、口に含むものですのでこの2点にはこだわりたいところです。

フィリピン産の未精製ココナッツオイル

ココナッツオイルの摂取方法

ココナッツオイルの摂取方法は、以下の2通りが考えられます。

  • そのままスプーンですくって食べる
  • 料理に使用する

慣れている人やココナッツオイルが大好き!という人は、そのままスプーンですくって食べている方が多くいらっしゃいます。

もし、油をそのまま食べる(飲む)ことに抵抗がある場合は、バターやマーガリンの代わりにパンに塗って食べるのもいいですね。
その場合、味が付いていないのでお好みで塩や砂糖を加える必要がありますが、プレーンでもココナッツの甘い香りがして食べられると言っている人も多いので、その辺りもお好みで選んでみて下さい。

また、ドレッシングの材料の一つとして使うのもお勧めです。

いずれにしろ、ココナッツオイルの成分を余す事無く身体に摂りいれたい場合は、加熱すると飛んでしまう成分があるため、なるべく生食する必要があります。

ココナッツオイルの摂取量

基本的には、生食でココナッツオイルをスプーン2杯程度を毎日摂るのが効果的です。

中には毎日スプーン4杯分も食べている人も居るようですが、過剰に摂取すると人によってはお腹が痛くなったりする事もあるので、気を付けるようにしてください。

ココナッツオイルの成分は約60%が中鎖脂肪酸で出来ている事から、「とればとる程痩せられる」という神話の様な話が付いて回る様になっていますが、残りの40%は中鎖脂肪酸では無いという事実を認識しておきましょう。

まとめ

ココナッツオイルダイエットは、毎日生のココナッツオイルをスプーン2杯分飲むだけですから、とても簡単にできるところがいいですよね!

次回は、ココナッツオイルダイエットをする際のココナッツオイルの選び方についてもまとめてみたいと思います。

ココナッツオイルダイエットは、実行が簡単ですし、痩せられるだけでなく美容・健康の効果もああります。
ぜひチャレンジしてみましょう!
CHECKダイエットに失敗した理由の第1位を知ってますか?

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第1位:食事制限が続かなかった
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以下の記事でまとめていますので、ぜひ取り入れてみてください。

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