虫歯の原因である虫歯菌(ミュータンス菌)を減らす効果が期待できるとして、小さいお子さんを持つママの間でブリアン歯磨き粉が人気です。
関連記事⇒ブリアン歯磨き粉は子供の虫歯予防とお母さんのストレス解消に効果大ブリアンは子供用の虫歯菌除去歯磨き粉として発売されていますが、実は大人が使用しても虫歯予防に効果が期待できるんです。実際に私が使用してみて感じたのは、本来の虫歯予防効果だけでなく、大人独特のお口の悩みにも効果を発揮してくれるということでした。
大人用ブリアンは、虫歯菌除去成分だけでなく、口臭予防成分も加えられた強化型のようです。今使用している普通のブリアンを使い切ったところで、大人用に切り替えてみようと思います。
今回は、子供用の虫歯菌除去歯磨き粉であるブリアンを、大人の私が普段実際に使用して感じたことなどを生の口コミとしてまとめていきたいと思います。
お子さんを絶対に虫歯にしたくないというママだけでなく、実は自分も昔から虫歯になりやすいというママにも参考にしていただければ幸いです。
ブリアン公式HP
1.【生口コミ】ブリアン歯磨き粉を大人が使ってみた効果は?
1-1.虫歯予防以外に実感したブリアンの効果
1-2.ブリアンのイチゴ味は大人でも全く問題ないです
2.ブリアンの虫歯菌除去成分BLSI M18は大人の虫歯予防・口臭予防にも有効
2-1.大人が虫歯になりやすい原因
2-2.虫歯菌(ミュータンス菌)と口臭の関係
3.私のブリアン歯磨き粉の使い方
3-1.ブリアンを使用する前後は通常の歯磨き粉やマウスウォッシュは使わない
3-2.ブリアン使用後は口をすすがない方が良い
3-3.夜だけの使用なので1箱で3か月もつ
【生口コミ】ブリアン歯磨き粉を大人が使ってみた効果は?
ブリアンを使用する前の私は、
- 小さいころから虫歯が出来やすく
- 大人になってからもそれは変わらず
- 半年に一度、歯石・歯垢を取りに歯のクリーニングに行くと必ず初期虫歯を指摘される
という状況でした。
決して歯磨きを怠っているわけではなかったですし、甘いものもそこまで沢山は食べていなかったのですが、定期的な検診では必ず虫歯を指摘されていたんです。
同級生たちがだんだんとママになり、お子さんの虫歯の話が出る中でブリアンの存在を知って、「その虫歯菌を減らす成分って大人にも効くんじゃないの?」と思って使い始めたのが約1年ほど前です。
そして、この1年の間に感じたことは、
- 歯のクリーニングに行った時に初期虫歯を指摘されなくなった
- 歯磨きの仕方を褒められた
- 臭いの強い料理を食べた後も口臭が気にならなくなった
- 口の中のネバネバした感じが減少した
という変化です。
私は自分の歯が虫歯になりやすいということを自覚していたので、半年に1度の検診を兼ねた歯のクリーニングは欠かさずに行っています。これまではほぼダメ出ししかされなかった検診で、初めて歯磨きの仕方を褒められたのは驚きでした。(実際には歯磨き粉を変えただけなので^^;)
虫歯予防以外に実感したブリアンの効果
虫歯予防以外にも、口臭と口の中のネバネバが気にならなくなったという変化がありました。
以前はニンニクや玉ねぎなどの臭いの強い料理を食べると、いくら歯磨きをしても歯の間?に成分が入ってしまうのか、1日~2日くらいは自分の口臭が気になってしまっていたのですが、気付いたらそういったことが無くなっていました。
それから、口の中のネバネバも減少した感じがします。私の場合は寝てる時に口呼吸になりやすい、ストレスが原因のドライマウスになりやすいという自覚もあるのである程度は仕方ないのかなと諦めていたのですが、ブリアンを使い続けてそのネバネバがかなり軽減したように思います。
虫歯菌を除去することが、虫歯予防だけでなく口臭や口のネバネバといった悩みの解消にもつながるとは驚きでした。
ブリアンのイチゴ味は大人でも全く問題ないです
ブリアンは子供が使用することを前提に作られた歯磨き粉のため、子供が喜ぶイチゴ味に仕上がっています。
ネット上には、それまで歯磨きを嫌がっていたお子さんがブリアンの美味しさに釣られて自分から歯磨きをするようになったという口コミを沢山見かけます。
なので、それだけ子供が喜ぶってことは、大人が使用すると甘すぎて流石に無理なんじゃないかな?という不安もありました。が、実際に使用してみると、大人でも全然大丈夫です!
確かに美味しいです(笑)子供が虜になるもの分かります。ですが、甘さが後を引く感じではないので歯磨き後に口をゆすがなくても違和感は全くありません。
甘いものは絶対苦手な男性の場合はもしかしたらNGな方もいらっしゃるかもしれませんが、女性だったらかなり受け入れやすいフレーバーだと思います。
それこそ、お子さんと一緒に楽しみながら磨けると思いますよ^^
ブリアンの虫歯菌除去成分BLSI M18は大人の虫歯予防・口臭予防にも有効
さて、1年間ブリアンを使用してきて、私の歯や口腔環境には先に触れたような効果がありました。
この記事を読まれている方なら、ブリアンの有効成分がBLSI M18という虫歯菌除去成分であることはすでにご存じだとは思いますが、この善玉菌は子供だけでなく大人にも有効に働いてくれるということですね。
※ブリアンの成分についてよく分からないという方は、こちらの記事をお読みいただければと思います。
関連記事⇒ブリアン歯磨き粉は子供の虫歯予防とお母さんのストレス解消に効果大虫歯予防というと、何となく子供が3歳になるまでに虫歯菌に感染させないことが大切!みたいなイメージがありますが、大人になったからといって虫歯菌を放っておいても良いというわけではありません。
むしろ、大人の口腔環境の方が子供よりも虫歯になりやすい環境である場合も多いんです。
大人が虫歯になりやすい原因
子供の歯が虫歯になりやすいのは、乳歯や生え始めの永久歯が虫歯菌の出す酸に弱いことが大きな原因ですが、大人の場合は状況が少し異なります。
まず、大人の虫歯の大きな要因として挙げられるのが加齢とともに減少する唾液の分泌です。実は、唾液には虫歯菌が出す酸を中和して歯を虫歯菌から守る働きがあるのですが、年齢を重ねるにしたがって唾液の分泌はどんどん減っていってしまうんです。
こちらは花王が2009年にニュースリリースした際に使用されていた資料ですが、このグラフを見ても年齢と共に唾液の分泌量が減っていくのが見て取れますよね。
さらに大人の場合、過去に治療をした歯の詰め物の下から虫歯になったり、歯茎が痩せて下がってきてしまったりといった悪条件も重なります。
つまり、若い時と虫歯菌の数が変わらないままでは、どんどん虫歯になるリスクが高まってしまうということです。この傾向は、30代後半以降で特に顕著です。
だからこそ、大人であってもブリアンの様な虫歯菌除去成分を含んだ歯磨き粉を使用して、虫歯リスクを下げる必要が出てきます。
虫歯菌(ミュータンス菌)と口臭の関係
また、先ほどの花王の資料を見ると、特に40代以降で口臭成分と口の中のネバネバ成分が増加している事も分かります。
虫歯菌によって虫歯が進行してしまうと歯の奥が発酵して口臭の原因になりますし、歯茎が炎症を起こす歯周病になるとさらに口臭は悪化してしまいます。歯周病は歯垢の中に潜んだ虫歯菌によって歯茎が炎症を起こしてしまう症状なので、いずれにしても虫歯菌と口臭との関係は深いものがあります。
また、口のネバネバの正体は虫歯菌を含む細菌類ですので、加齢やストレスが原因で唾液の分泌量が少なくなったために細菌類に対する抵抗力が落ち、若い頃よりも口の中の細菌類が増加してしまっていることを意味します。
つまり、口の中がネバネバしているなと感じたら唾液の分泌量が減っているサインですし、その状況は以前よりも虫歯になりやすいのだという意識を持つ必要があるということです。
私も先に挙げたように口臭や口のネバネバは少し気になっていました。虫歯菌をはじめとする悪玉菌が口の中にたくさん生息していると思うと、かなりぞっとしませんか?
今では、ブリアンの虫歯菌除去成分であるBLSI M18は単に虫歯を予防するという目的だけでなく、30代後半からのお口の環境を整えるためにも必要なものだと感じています。
私のブリアン歯磨き粉の使い方
ブリアン歯磨き粉の大きな特徴は、粉状であることでしょう。1箱の中に30袋が分包された状態で届き、基本的には1日1袋の使用が推奨されています。
チューブ状の歯磨き粉に慣れていると最初は使いづらいのですが、このように必要量を一度お皿に出してから歯ブラシに付ければOKです。
ブリアンを使用する前後は通常の歯磨き粉やマウスウォッシュは使わない
ブリアンに含まれているBLSI M18という善玉菌は殺菌剤などの成分に非常に弱い性質があるため、それらが含まれる通常の歯磨き粉やマウスウォッシュと併用すると、せっかくの虫歯菌除去成分が死滅してしまうことになります。
ですので、ブリアンを使用する場合はブリアンだけを使用するようにしましょう。
ブリアン使用後は口をすすがない方が良い
ブリアン使用後は、善玉菌のBLSI M18を洗い流してしまわないためにも水で口をすすがない方が良いです。ブリアンには発泡剤が入っていないので泡立たないため、水ですすがなくても違和感はありません。
イメージとしては、ブラシを使って歯垢を落としつつ、歯全体にBLSI M18を届けていく感じでしょうか。
磨き終わったらそのままでも良いとのことですが、私はちょっとだけ口の中にたまったものを吐き出して終了にしています。
もしも食べ残しが沢山歯に付きやすいという場合は、ブリアンで磨く前に素磨きで歯の汚れを落としてしまうことをおすすめします。
夜だけの使用なので1箱で3か月もつ
ただ、ブリアンに含まれるBLSI M18は非常に高価な成分らしく、商品価格も決して安いとは言えません。購入価格は以下の通りです。
- 定価:7,800円(税抜)
- 定期:3,919円(税抜・初回)
- 定期:4,980円(税抜・2回目)
- 定期:4,480円(税抜・3回目以降)
- 定期縛り:最低2回
定期購入の3回目以降でも1箱あたり4,500円はするので、私は夜だけブリアンを使用するようにしています。こうすると、1箱で3か月持つので1か月あたり約1,500円となり、かなり手ごろになります。定期コースは3回目以降のペースはコントロールできるので、このような使用が可能になります。
1箱分を3か月かけて使うことになりますが、分包タイプなので中の粉が湿気て使えなくなってしまうということもありません。使用途中のものはこのようにクリップで止めて保管すれば、3日程度であれば大丈夫です。
より高い効果を狙うならば1日1袋にこだわるべきでしょうが、このような節約した使い方でも、私の場合は十分に効果を実感することが出来ました。
ちなみに、もしも1日1回の使用にするならば、1日の中で唾液の分泌が一番少なくなる就寝中に虫歯菌を増やさないためにも、夜の歯磨きをブリアンにすることをおすすめします。これは、お子さんに1日1回使用させる場合も同じことが当てはまるので、お子さんにブリアンを検討している方も参考にしていただければと思います。
30代後半からの口の中の環境変化に備えるために
最初は子供のころから繰り返す虫歯を、いい加減何とかしたいなと思ってブリアンを使い始めました。
もちろん、いつもの定期健診で初期虫歯を指摘されなくなったという当初の目的は達成できたのですが、年齢に伴う口腔環境の変化に対してもブリアンは効果を発揮してくれているという実感があります。
オーラパールの様にホワイトニング効果が期待できる歯磨き粉ではありませんが、目的が口腔環境改善であれば、ブリアンはぴったりだと思います。
私の場合はもともと虫歯になりやすいということもあり、放っておいたら歯周病に進んでしまうのでは?という恐怖もあったので、今後も継続して歯と口の中の環境をブリアンで守っていこうと思っています。
子供用の歯磨き粉なんでしょ、と侮ることなかれ。最近お口のトラブルが増えてきて、マウスウォッシュが手放せないなと感じているならば、一度ブリアンに含まれるBLSI M18で口の中の悪玉菌除去を試してみてください。
虫歯予防の効果に関しては長い目で見て判断する必要がありますが、口の中の感じの変化は、数回使えば実感できると思います。
お子さんにブリアンを使わせようか検討されている方で、ご自身の虫歯や口臭にも悩んでいる方は、一緒に使ってみてはいかがでしょうか^^