インフルエンザの潜伏期間中の症状と検査の注意!うつる確率は?

インフルエンザの潜伏期間中の症状と検査の注意!うつる確率は?

冬の病気の代名詞でもあるインフルエンザには、2日前後の潜伏期間が存在します。

発症してしまえば症状が分かりやすいインフルエンザですが、潜伏期間のことを考えると、一見元気な同僚やあなた自身がすでにインフルエンザウィルスに感染している可能性はゼロではありません。

今回は、そんなインフルエンザの潜伏期間について、

  • どんな症状が出るのか?あるいは出ないのか?
  • 潜伏期間中の検査でインフルエンザに感染しているかどうかは分かる?
  • インフルエンザは潜伏期間中でも他人にうつるのか?

といった内容でまとめています。

インフルエンザの感染を防ぐためにも、潜伏期間についてしっかりと理解しておきましょう。

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インフルエンザは潜伏期間中にも症状は出る?

まず前提として、「潜伏期間」という言葉の意味を整理しておきましょう。

潜伏期間とは、「その病気のウイルスが身体にあるけれど、発症はしていない状態」のことを表します。ですので基本的には、潜伏期間中はその病気の症状は出ないことが大半です。

インフルエンザの場合も同様で、潜伏期間中にはっきりとした症状は出ません。まれに風邪のような症状が見られる場合がありますが、仮にインフルエンザウイルスに感染していたとしても、潜伏期間中であれば傍から見てインフルエンザであるかどうかは分からないというのが答えです。

ですので、一見元気に見える同僚も家族も道行く人も、そしてあなた自身も、100%インフルエンザウイルスに感染していないとは言い切れないということですね。

ちなみに、インフルエンザの潜伏期間は感染してからおよそ2日程度と言われています。この期間が過ぎると潜伏期間が終了し、高熱などの典型的なインフルエンザの症状が発症します。

インフルエンザは潜伏期間中に検査をしても陽性・陰性が分かるものなの?

たった今お伝えした通り、インフルエンザは潜伏期間中には症状が出ません。出ても初期の風邪の様な症状なので、インフルエンザという確定は素人には出来ません。

そして、実はこのタイミングで病院に行って検査を受けたとしても、インフルエンザに感染しているかどうかは分かりません。なぜなら、インフルエンザの検査は症状が出てから12~24時間くらい経過しないと、きちんとした陽性反応の結果が出ないからです。

発症してからであっても初期の場合は陽性反応が出ないわけですから、潜伏期間中であればなおさら検査で判定することはできないというわけです。

ですので、明確な症状が出ないうちに、「職場でインフルエンザが流行っているし、すでに感染して潜伏期間かも」と思って病院に行く必要はありません。

周囲でインフルエンザが流行っているのであれば、マスクや手洗い・うがいを徹底し、ご自身の免疫力を高める工夫をして備えましょう。

ちなみに、発症初期に病院に行くのには意味があります。症状が出て間もないタイミングでは検査の結果は陰性となる可能性が高いですが、お医者さんもプロですので、診察の結果インフルエンザだと判断できる場合は、きちんと治療をしてくれます。

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インフルエンザは潜伏期間でもうつる?

最後に、インフルエンザの潜伏期間中の感染力についてです。

結論から言うと、発症時に比べると確率は低いものの、潜伏期間であってもインフルエンザは他人にうつります。インフルエンザウイルスは、感染直後から体内で爆発的に増殖をはじめ、発症にいたる前のタイミングであっても、かなりの数のウイルスが活性化された状態になっているためです。

インフルエンザウイルスが他人にうつるほど感染力が高まるのは、症状発症の1日前(つまり潜伏期間中)から発症後5日間程度であると言われています。一番感染力が高まるのは症状発症から3日後と言われていますが、そこをピークとした前後の期間は他人にうつりやすい期間ですので、特に注意が必要です。

ただし、先ほども触れたように潜伏期間中の場合は自覚症状がないため、普通に活動をしている状態です。

このタイミングの方達からインフルエンザウイルスをもらわないためにも、職場でインフルエンザになった人がいたり、インフルエンザが流行る時期になりだしたら、自衛のためにもマスクの着用を心がけるようにしたほうがいいでしょう。

また、自分がインフルエンザウイルスに感染してしまって潜伏期間中という可能性も捨てきれません。その場合であっても、他の人に感染させてしまうのを防ぐためのマスク着用が重要になってきます。

ちなみに、潜伏期間中に予防接種をしても、予防接種の効果が出るまでには2週間程度を要するため効果は薄いです。予防接種を受けるなら、インフルエンザが流行する前に受けるようにしましょう。

まとめ

インフルエンザの時期にマスクが推奨され、うがい・手洗いの徹底が叫ばれるのには、きちんと理由があるということですね。

さすがに症状が出て苦しい時期に外を出歩く人はあまりいないと思いますが、潜伏期間で発症直前の人や、取りあえず熱が下がったから出歩いても大丈夫だろうという人の様な、ピークほど感染力は高くないもののそこそこの感染力を持った方は、あなたの周りに結構多くいると思います。

そういった方達からインフルエンザウイルスをもらわないためにも、インフルエンザのシーズン中はマスク・うがい・手洗いを徹底し、様々な工夫をして免疫力を高めておくことが肝心です。

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