鍼灸師の私も実践中!免疫力を高めるサプリメントの成分と選び方

免疫力を高める食材・サプリメント

免疫力を高めるためには、自律神経のバランスに配慮した生活習慣を送ることが大切です。そして、そこからさらに、免疫力を高める食材やサプリメントを摂取することで相乗的に効果が高まります。

私は鍼灸師としてサロンを開業しているので、風邪は引けませんしインフルエンザにもかかれません。ですので、今回ご紹介するサプリのうち、ラクトプランホコニコのラクトフェリンのどちらかを1年中飲んでいます。

※季節に応じてこの2つを使い分けています。

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私の様な医療従事者の方はもちろん、

  • 絶対休めない仕事を持っている
  • 受験生のお子さんがいる
  • 季節の変わり目に体調を崩しやすい

といった方にとって、免疫力を高めるサプリサプリに含まれる食材はとても有効ですので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

1.免疫力を高める食材・サプリメントを選ぶ基準

2.腸の免疫器官を活性化させて免疫力を高める食材やサプリメント
2-1.免疫力強化に特化した乳酸菌サプリもある
2-2.腸内環境や花粉症・アレルギーなど総合力を求めるならラクトフェリン入りの乳酸菌サプリを

3.白血球を活性化させて酸化を防ぐ食材やサプリメント
3-1.白血球の活性化が免疫力向上につながる
3-2.白血球の酸化を防ぐ

4.殺菌力で細菌やウイルスに対抗する食材やサプリメント

免疫力を高める食材・サプリメントを選ぶ基準

免疫力を高める食材や栄養素、サプリメントにはいくつか種類がありますが、それぞれ免疫力を高めるプロセスが異なります。

今回は、免疫力を高めるプロセスを3つに分け、それぞれに該当する食材やサプリメントについてまとめていきたいと思います。

まず最初に、食材やサプリメントを通じてどんな角度から免疫力を高めていくのかの分類です。大きく分けると、以下の3つに分類できます。

  • 腸の免疫器官を活性化させる
  • 白血球の酸化を防ぐ
  • 殺菌力で菌やウィルスをやっつける

次章からは、この3つについてそれぞれ掘り下げていきたいと思います。

①腸の免疫器官を活性化させる食材やサプリメント

栄養面から免疫力を高めようと思った時に外せないのが、腸内環境を整える食材やサプリメントです。何故ならば、私たちの身体の免疫器官の70%が腸内に存在するからです。

腸の免疫細胞は、

  1. 腸に入ってきた異物を認識し、
  2. その有害・無害を識別し、
  3. 有害な場合に攻撃する

という働きを持っています。口から入ったものを最終的に取り込むのは腸ですので、腸の働きが免疫力を大きく左右するというわけですね。

そういった理由で、免疫力を高めたい時はまず腸の免疫器官を活性化させる必要があります。そして、普段の食事から腸の免疫器官を活性化させるには、腸内環境の改善を意識するようにしましょう。

具体的に摂取したい栄養素は乳酸菌食物繊維です。

乳酸菌は腸内細菌のバランスを善玉菌優勢に保つために必要ですし、食物繊維とオリゴ糖は腸内で善玉菌のエサになります。

乳酸菌
乳酸菌を多く含む食材は、ヨーグルトや漬物などの発酵食品です。

最近は乳酸菌がブームで、色々な作用を持つ乳酸菌が世に出ていますが、「腸内環境を整える」ことが目的であれば食事からでも十分摂取することが可能です。

食物繊維
食物繊維は、水溶性(水に溶ける)のものと不溶性(水に溶けない)のものをバランスよく摂りましょう。

水溶性食物繊維はバナナやキウイなどの果物や海藻、きのこ類に多く含まれ、不溶性食物繊維は根菜類に多く含まれます。

基本的にはどちらも食事から摂取できるので、意識して食べて腸内環境を整えましょう。

免疫力強化に特化した乳酸菌サプリもある

乳酸菌を摂って腸内環境が改善すれば腸の免疫細胞もスムーズに働いてくれるようになりますが、乳酸菌の中にはダイレクトに腸の免疫細胞に働きかけるものも存在します。

その一つが乳酸菌HK L-137です。乳酸菌HK L-137は、他の乳酸菌の様にお腹の働きを整えるのではなく、 腸の免疫細胞を直接刺激することで体の免疫力を高める働き を持っています。

その働きに関する研究結果は、学会でも発表されています。

参考http://housefoods-group.com/company/news/images/1212hkl137.pdf

R-1乳酸菌はサプリが無いのが残念なところ

同じような働きを持つ乳酸菌としては明治から発売されているR-1乳酸菌が有名ですが、R-1乳酸菌そのもののサプリメントは発売されていないため、効果を得るには毎日ヨーグルトを食べる必要があります。(乳酸菌革命というサプリメントにはR-1に近い乳酸菌が含まれているものの、全く同じというわけではないようです。)

ヨーグルトを毎日食べると月に4,000円ほどの費用もかかりますし、生きたまま(菌としての活性を保ったまま)腸に届かせるためには食後に食べるといった工夫が必要です。

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乳酸菌HK L-137にはサプリメントがある

ですが、乳酸菌HK L-137の場合はサプリメントが発売されているので、費用も安く、活性を保ったまま腸まで届く加工もされているので非常に手軽です。

発売元も大手のハウス食品グループなので、その点はとても安心できる要素ですよね。

現在、私はこの乳酸菌HK L-137が含まれたラクトプランL-137というサプリメントを愛用中です。実際に実感した効果や乳酸菌HK L-137の詳細については、こちらの記事でまとめています。

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免疫力強化のためにR-1ヨーグルトを食べたり、乳酸菌革命を試したり、もう一度R-1ヨーグルトに戻ったりと(^^;)、結構な勢いで乳酸菌ジプシーを続けていた私ですが、やっとこれだ!という乳酸菌サプリに出会えたと感じています。

鍼灸師として多くの患者さんと接する機会のある私にとって、インフルエンザの季節は手放せないサプリメントです。


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腸内環境や花粉症・アレルギーなど総合力を求めるならラクトフェリン入り乳酸菌サプリを

腸の免疫期間を活性化せるために乳酸菌が有効なのは周知のとおりですが、実は乳酸菌にはそれぞれ固有の作用があり、どの乳酸菌を摂っても効果は同じではありません

そのため、基本的には目的に応じた乳酸菌を選ぶ必要があるのですが、総合的な効果を求めるのであれば、ラクトフェリン入りの乳酸菌サプリを選んでしまうというのも一つの方法です。

ラクトフェリンて何?

ラクトフェリンを乳酸菌の一種と勘違いしている方は多いのですが、ラクトフェリンは赤ちゃんが最初に飲む初乳に多く含まれるタンパク質なので、乳酸菌ではありません。

ですが、以下に挙げるような乳酸菌によく似た働きを持っているのも事実です。

  • 免疫力強化
  • 感染症予防
  • 腸内環境の改善
  • 花粉症・アレルギーの緩和
  • ダイエット効果
  • 虫歯・歯周病予防
  • 貧血の改善効果

こうして見ると、かなり万能な成分であることが分かります。

ただし、ラクトフェリンには欠点が1つあり、それは熱に弱いということ。そのため、元々は牛乳にも含まれる成分なのですが、加熱消毒をする過程で破壊されてしまうんです。

ですので、ラクトフェリンを摂取するならサプリメントかラクトフェリンを後から補充したヨーグルトなどを利用する必要があります。

ホコニコのラクトフェリン+乳酸菌にはビフィズス菌とフェカリス菌が含まれるので、腸内環境や花粉症・アレルギー対策にはぴったり

コストや毎日食べる手間を考えると、ラクトフェリンはヨーグルトよりもサプリメントから摂取した方がコスパがいいのですが、それでも大手のライオンや森永のラクトフェリンサプリはかなり高額のため敷居が高いです。

ですが、最近ホコニコというブランドからラクトフェリンと乳酸菌を主成分とするサプリが発売されました。

  • 初回価格:1,980円(税別)
  • 2回目~:4,500円(税別)
  • 定期縛り:なし

といった設定なので、かなりお得にラクトフェリンを試すことができます。

また、

  • 腸内環境を整える作用があるビフィズス菌
  • 花粉症やアレルギー症状に効果的なフェカリス菌

といった乳酸菌も同時に含むため、それらの相乗効果も期待できます。

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免疫力・花粉症やアレルギー・腸内環境といった3つの要素を同時に満たしたい方は、まず1か月分を試してみて、体調の変化を観察してみてはいかがでしょうか。

私も、インフルエンザの季節が終了したタイミングで、ラクトプランからこちらの「ラクトフェリン+乳酸菌」に切り替えています。


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②白血球を活性化させて酸化を防ぐ食材やサプリメント

白血球を活性化させる

体の中に入ってきてしまった細菌やウイルスなどは、まず腸の免疫細胞によって撃退されます。ですのでまずは腸の免疫細胞をしっかりと強化してあげることが大切です。ですが、中にはそれをすり抜けてしまう場合もあります。

そうすると、それらの細菌やウイルスは血液中に入り込んでしまうのですが、ここで活躍するのが白血球です。

白血球には顆粒球・好中球・リンパ球の3種類がありますが、いずれも外部からの異物を撃退する働きを持った免疫力の主役です。

つまり、これらの白血球の活性度合いを上げることで、免疫力も高まるということです。

ブロッコリーから抽出された白血球活性化成分

今は、この白血球の活性化に注目した商品がどんどん開発されて生きていて、例えばガン細胞やウイルス感性した細胞を攻撃するNK細胞を活性化するブロリコという成分もその一つです。

ブロリコはブロッコリーから抽出されて成分で、人のNK細胞を10%活性化させるという実験データが発表されています。

近年注目のR-1ヨーグルトなどもNK細胞を活性化させる働きがありますが、ブロリコの場合は医療機関の免疫療法での取り扱いがあるくらい強力な成分と言えますね。こちらの病院では、ガンに対する免疫療法目的で利用されている方が多いようです。

参考https://www.immunotherapy.jp/brolico.html

ブロリコはサプリとしても一般販売されている

ブロリコに関してはサプリメントとして一般発売もされていますので、病院に行かなくても手に入れることが可能です。腸で取り逃がしてしまったウイルスへの対策や、ガン対策としてNK細胞を活性化させたい方には最適なサプリメントなのではないでしょうか。


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白血球の酸化を防ぐ

酸化を防ぐという言葉や抗酸化という言葉を聞くと、お肌のアンチエイジングを思い浮かべられるかと思います。でも実はこれ、白血球にもあてはまるんです。

白血球自体も、細菌やウィルスと戦う際に活性酸素を作り出しますが、この活性酸素によって白血球自体の細胞膜も酸化を起こしてしまい、結果的にこのことが免疫力の低下につながってしまいます。

したがって、白血球の酸化を防ぐための食材やサプリメントが必要になってきます。

白血球の酸化を防ぐ食べ物

具体手的な食材としては、

  • 色鮮やかな緑黄色野菜果物
  • にんにくや生姜といった香味野菜

が有効です。

緑黄色野菜にはビタミンA・C・Eといった抗酸化作用のある栄養素が豊富ですし、濃い色はフィトケミカルというポリフェノールの一種で、強力な抗酸化作用があります。

そして、それ以上に活性酸素の抑制作用が見込めるのが、にんにく生姜に含まれる「におい成分」のアリシンです。

アリシンは熱に弱いので効果を実感するには生で食べる必要がある

ただし、アリシンは熱に弱いため、効果を最大限に得るためにはなるべく生で食べる必要があるんですね(^^;

毎食たくさん食べるのは困難ですし、においが気になる方も多いと思いますので、にんにくに関してはサプリメントでの摂取が一番有効でしょう。にんにく卵黄などのサプリは比較的リーズナブルな値段設定なものが多いので、継続しやすいかと思います。

てまひま堂のにんにく卵黄などは低価格なうえに定期縛りがないので、にんにくサプリが自分に合うかを比較的気軽に試せます。

なるべく抗酸化作用のある食材を普段から食べる様に心がけ、難しいようでしたらにんにくのサプリメントを検討してみましょう。


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③殺菌力で細菌やウイルスに対抗する食材やサプリメント

食材やサプリメントの中には、殺菌力が高く、細菌やウィルスに対して効果を発揮するものもあります。

この働きのある主な食材は、

  • プロポリス
  • エキナセア
  • にんにく

などです。

プロポリスで殺菌力を高める

プロポリスは、ミツバチが木の芽や樹液などから集めてきた樹脂を唾液などで噛み固めてワックス状にしたもので、「天然の抗生物質」と呼ばれるほどの殺菌・抗菌作用を持つ物質です。

プロポリスに含まれるフラボノイドに大きな効果があると言われており、サプリメントで摂取するのが一般的です。


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エキナセアで殺菌力を高める

エキナセアはハーブの1種で、根の部分の成分に抗菌・抗ウィルス作用が認められています。

長年、ネイティブインディアンが風邪の予防などに使用していたハーブですが、現在ではその効果が科学的に証明されています。

ハーブティーとして摂取することも可能ですし、サプリメントで摂取することも可能です。


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にんにくで殺菌力を高める

先ほど抗酸化作用の点で取り上げたにんにくも、殺菌力が非常に優れています。
この殺菌力も、アリシンの効果によるものです。

やはり熱を通さない生食か、サプリメントで摂取する必要があります。


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まとめ

免疫力を高めるサプリメントと一口で言っても、どの様な働きで免疫力を高めるのかという点は、栄養素によって異なります。

サプリメントを選ぶ際にどれがいいのか迷ったら、まずは免疫器官が集中する腸に注目してみましょう。

  • 腸の免疫細胞をダイレクトに刺激したいならラクトプランL-137
  • 免疫力と共に花粉症やアレルギー症状、腸内環境といった総合的なケアを目的とする場合はラクトフェリン+乳酸菌

私は、こんな感じで季節によって使い分けています。

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※それぞれのサプリを実際に飲んでみた感想は、こちらの記事でまとめています。

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