私は現在、手作りの酒粕パックや甘酒パックにはまっています。長年に渡って化粧品ジプシーだった私が最終的に行きついたのがこれらの手作り化粧品なのですが、一つだけ難点があるんです。それは、ケアするのに時間と手間がかかること。
そんな時に見つけたのが、日本酒メーカーとして大手の日本盛から発売されているプモアでした。
正直、市販の基礎化粧品は肌のバリア機能を無理にこじ開けて成分を無理に浸透させたり、保湿力を高めるために必要以上のコーティング成分が含まれていることが多いため、敬遠していました。
ただ、今回のプモアはメインの有効成分が酒粕パックや甘酒パックと共通の「日本酒酵母」。その点に興味をひかれたので、実際に取り寄せて試してみました。
- 酒粕パックや甘酒パックと比較してプモアはどうなのか?
- プモアは酒粕パックや甘酒パックの代わりになりうるのか?
といった点も含めて、私が感じたの生の口コミをまとめていきたいと思います。
プモアの生の口コミ!実際に体験してみた評価は?
プモアのラインナップは、
- ミルキーローション
- クリーム
の2つです。1,000円のトライアルセットで両方を試すことが可能なので、実際にトライアルセットを取り寄せて体験してみました。
ここからは、プモアを実際に使用して感じた生の口コミ情報を掲載していきたいと思います。
プモアミルキーローションの使い心地
バリア機能が守られてる感もあり、酒粕パック・甘酒パックを行っている時に近い感じです。馴染ませ終わった後はベタベタすることもなく、「守られた!」「キメを整えた!」感がすごくあります。
プモアクリームの使い心地
ニベア青缶やドゥラメールなどのハードな質感のクリームが苦手な人にはとても向いていると思います。
プモアの効果はどうか?つけた直後と翌日の肌の状態
プモアの効果①つけた直後
ベッタリとコーティング!という感じがないので、「快適」というのが一番の感想です。
人気の化粧品の中には、潤った感のためや乾燥を防ぐために、これでもかとベッタリコーティングするような質感のものもありますが、そういった商品とは一線を画している印象です。
プモアの効果②翌日の肌の状態
ベッタリコーティング系の化粧品の場合、塗っている間は乾燥は感じないものの、翌朝洗顔した時にお肌がバリバリに乾いていたり、潤ってるのか乾燥を助長させてるのかが分からない商品も多数です。
対してプモアの場合、翌朝ぬるま湯洗顔するとお肌が健康っていう感じがすごくします。「お肌そのものの潤いを一晩かけて守って保って育てておきました」という感じです。
杜氏さんの手はキレイ説を元に酒粕パックや甘酒パックを実践していますが、それを化粧品に応用したのは大正解だと感じました。継続して使えそうだという実感があります。
【日本盛】プモアトライアルセット公式HP
プモアのネット上の口コミは?
プモアの良い口コミ
化粧水はとろみがあり、さっぱりとしながらしっとりする印象
アトピー持ちでも大丈夫
べたつかず、サラサラする
浸透力が早く、お手入れの時短になった
肌の内側からしっかり潤う
ローションとクリームというシンプルなケアでも潤い力がすごかった
プモアの悪い口コミ
好意的な口コミが多数
全体的に、ネット上の口コミはプモアに対して好意的なものが多いです。特にローションに関してはほとんどマイナスな口コミは見かけませんでした。
クリームはこってり感を感じたり、香りが気になるという方も少数ですがいらっしゃるようです。この辺りの感じ方は個人差もあるでしょうし、普段どんなものを使用しているかによっても変わってくるのかなという印象です。
プモアの成分について
使用感や使用した効果については上で触れた通りですが、プモアの成分についても少し触れておきたいと思います。
肌に良くない成分が最低限なのは◎
まずは手作り化粧品派が気になる防腐剤について。
パラベンやアルコールなどの防腐剤が含まれていないのはポイントが高いと言えます。フェノキシエタノール(防腐剤)は入っていますが、全く防腐剤の入ってない市販の化粧品なんて危険すぎて使えないですし、許容範囲と言ってよいのではないでしょうか。
ソメイヨシノ葉エキスやトウキ根エキスなどの天然成分がたくさん入っているわけですから、防腐剤も適切に使用してないと逆に怖いと言えますね。
コラーゲン・セラミド・ヒアルロン酸の浸透成分に関しては評価は微妙
気になったのは、コラーゲン、セラミド、ヒアルロン酸といった、いかにも女性が喜びそうな成分が入っていることです。
「浸透型」で角質層まで浸透すると言われていますが、肌の角質層まで浸透するには成分の分子量が500ダルトン以下である必要があります。(ダルトンとは、分子量を表す単位)
通常の動物性コラーゲンの分子量は30~40万ダルトン、低分子コラーゲンでも5000ダルトン以下という基準なので、今回の浸透成分が本当に500ダルトン以下になっているのかという点に関しては少し疑問が残ります。
もっとも、仮に浸透しないとしても皮膚表面の保湿効果はありますが。。。
個人的には、上で挙げた3つの成分の「浸透」という点に関してそこまでプモアに期待はしていません。
日本酒酵母の肌への効果とは?
なんといってもプモアの魅力は、成分に日本酒酵母が含まれている点ではないでしょうか。
酒粕や甘酒にも含まれる日本酒酵母には、
- アルブチン
- コウジ酸
- フェルラ酸
といった有効成分が含まれています。アルブチン・コウジ酸は美白成分として、フェルラ酸は抗酸化物質として有名な成分です。
これらの成分の働きで、酒粕パックなどには美白効果があるといわれています。ですので、同じ成分を含むプモアにも、同様の効果が期待できると考えられます。
乳酸菌や天然成分の効果も
プモアには、日本酒酵母のほかにハトムギや桜の葉など昔から生活の知恵として美容に効果が認められてきた成分が数種類入っています。天然成分好きな私にとても魅力です。
また、W美活エキスという名前のついた日本酒酵母と乳酸菌の組み合わせは話題の先端を行っていますし、SKⅡに対抗する気大アリだなという感じです(笑)
正直、SKⅡより値段的に良心的で使用感も優しい商品ですので、長いスパンで使用しやすいかと思います。長期的に使用しやすい分、効果を実感できるのではないかと期待しています。
プモアと酒粕パック・甘酒パックを比較してみました
ここまで、プモアを実際に使用した使用感の口コミや、成分の特徴について掘り下げてきました。ここからは、プモアと酒粕パック・甘酒パックの比較をしていきたいと思います。
今回の私の趣旨は、できれば毎日酒粕パックや甘酒パックをしたいけれども、忙しい時や疲れている時に時間をかけずに代用できるものを探したいということでした。
ですので、理想を酒粕パックや甘酒パックとしたうえで、プモアがその代用品となり得るのか?というった視点からの比較をしていきたいと思います。
プモアと酒粕パックを比較
酒粕パックの方が優れている点
酒粕パックの最大の特徴は、洗い流した直後の「白っ!?」「お肌柔らかっ!?」というお肌の変化を実感できることです。たった約15分のパックなのに実感できます。
その驚きは残念ながらプモアにはありません。
ただ、翌朝お肌そのものの健康レベルが上がってるなと実感する点は一緒です。不自然なハリ(というかツッパリ?)や不自然な潤い(というか謎のヌルヌル感?)ではなく、キメの整った美肌に近付く感じを実感できます。
プモアの方が優れている点
まず何よりも楽だという点です。お手入れに時間もかかりませんし。私も以前は旅行先に酒粕を持参して酒粕パックをしたこともありましたが、結構大変なので旅行の際はプモアをおすすめします^^;
また、酒粕パックをする時に日本酒のにおいが気になってしまうという方にもプモアはいいですね。
プモアと甘酒パックを比較
甘酒パックの方が優れている点
甘酒パックのすごいところは、洗い流した後にお肌がとにかくふにふにふに。ぷにぷにぷにぷに。になるところです。
ここまでの変化はプモアにはありませんでした。
ただし、そのプリッと感は翌朝実感できたかな?という感じはしました。あまり良質ではない基礎化粧品を使うと、夜お手入れしてしっかり睡眠をとったはずなのに、翌朝お肌がバリバリに乾いて疲れてるってことがありますが、プモアにはそういった点は全くなかったです。
プモアの方が優れている点
甘酒パックをする際には手作り甘酒を用意する必要があります。なので、酒粕パック以上に手間がかかるのが甘酒パックです。
ですので、やはりプモアの手軽さは際立ちます。
においに関しては、甘酒パックで使用する甘酒はアルコールが含まれないためアルコールのにおいはしないものの、お米の甘い香りが強く出ます。このにおいが苦手な方にとっても、プモアの方がストレスなく利用できるかと思います。
プモアは酒粕パックや甘酒パックの代わりになり得るか?
私の結論は、
完全に同じというわけではないけれども十分に代用品にはなり得る
というものです。
市販品ですので全く同じ成分・効果というわけにはいきませんが、かなり近い効果は期待できると思います。特に、使用直後の差は顕著にありますが、翌朝の感じはだいぶ近いものを感じました。
それでいて、市販品ではありますが肌への刺激もかなり抑えられています。
何より、使うのが本当に楽で時間がかかりません。プモアのHPを見ると、忙しい女性の「時短」を一つのテーマにしていますが、この部分は本当に魅力ですね。
プモアはこんな方たちにおすすめです
- 普段は酒粕パックや甘酒パックを実践しているが、忙しいときは市販の化粧品で代用したい
- 酒粕パックや甘酒パックに興味があり実践もしてみたが、手間がかかるのでどうしても続かない
- 肌への刺激が少ない化粧品を探している
- 肌断食に挑戦中だがいきなりの化粧品断ちはちょっと怖い
- 旅行ついでに日本酒酵母入りの化粧品を試してみたい
私自身は一番最初の部類に入ります。本当は毎日手作りの酒粕パックや甘酒パックをするのが一番だとは思いますが、やはり毎日というのはなかなかしんどいというのが正直なところ^^;
お肌のケアのために睡眠時間を削ってしまっては、本末転倒になってしまいますよね。
ですので、平日忙しい方の場合は、例えば週末のケアだけ手作りの酒粕パックや甘酒パックにチャレンジして、あとはプモアを利用するといった使い方でもいいと思います。
手作りは面倒だからプモア1本で行きたいという場合も、トライアルセットが1000円なので低リスクで試すことが可能です。(実際、かなり低刺激なのでおそらく問題ないとは思いますが)
日本酒酵母の恩恵を低価格で手軽に試せる商品ですので、まずはトライアルセットから手に取ってみてください。
【日本盛】プモアトライアルセット公式HP