毎日のお風呂タイムを快適に過ごすためにも、浴室はいつもキレイにしておきたいですよね。
でも、お風呂場の環境はカビが発生しやすく、完全に予防するのはなかなか大変です。
ここでは、出来てしまったお風呂のカビをキレイに除去するカビ取りの方法をご紹介します。
お風呂のカビ取りにおすすの洗剤は?
一番のおすすめは、各種メーカーから発売されているお風呂のカビ専用の洗剤です。
カビには様々な種類がありますが、お風呂場にできるのは黒カビと呼ばれ、非常に毒性が強く薬への耐性も強いという厄介な性質を持っています。
そんな黒カビを除去するには、やはりお風呂のカビ専用のカビ取り洗剤を使用するのが無難です。
お風呂のカビ取り洗剤の成分は?
市販されているカビ取り洗剤の主な成分は、次亜塩素酸です。
お風呂のカビ取りの場合は通常の漂白剤と比べて濃度が高く設定されているため、より高い効果が見込めるわけですね。
ただし注意点としては、濃度が高い分、酸性のものを混ぜた際に発生する有害な塩素の量も増えてしまいます。
絶対に酸性の物質(お酢やクエン酸など)を混ぜないようにしましょう。
落ちにくいパッキンカビなどのカビ取り方法
黒カビも、カビが発生した初期であれば通常の使用方法で十分取り除くことは可能です。
しかし、シリコンゴムやゴムパッキン・コーキングの深層部に根付いたカビは非常に落ちにくく、カビ取り洗剤の使用方法を少し工夫する必要があります。
ポイントは、いかに長時間カビ取り洗剤をカビが存在する部分にとどめておくかということ。
そのための方法として、以下の2点の方法がおすすめです。
- ティッシュやキッチンペーパーをカビの上に乗せ、その上からカビ取り洗剤を吹きかける
- カビ取り洗剤を吹きかけた上からラップをする
どちらも、長時間カビ取り洗剤をカビが存在する場所にとどめることが可能です。
二つの方法を合わせて行うのもOK。
放置時間は長いほど効果的ですが、パッキンなどの材質を痛めてしまうリスクがあります。
まずは15~20分程度の放置で様子を見ましょう。
ちなみに、私は最大2時間くらい放置したことがありますが、特に問題はなく非常にきれいにカビが落ちました。
ジェル状のカビ取り洗剤も有効
泡状のカビ取り用洗剤を長くとどめておくための手間が面倒な場合は、ジェル状のカビ取り用洗剤を使用するのも一案です。
ジェルならば液だれしませんし、ピンポイントでカビにアプローチできるため、頑固な部分のみに使用するのも有効です。
お酢と重層でカビ取りは可能?
自然派のお掃除アイテムとしてお酢と重層がメジャーですが、この二つを使用してお風呂のカビを落とすことも可能です。
効果は専用のカビ取り剤には劣りますが、薬品臭が苦手な方にはおすすめです。
具体的な方法は以下の通り。
- 水で10倍に薄めたお酢を、霧吹きでカビに吹きかける
- さらに重層水を追加で吹きかけ化学反応を起こし、10分ほど放置
- シャワーで洗い流す
お酢にはカビ菌を殺す働きがあるので、少しのカビならばお酢だけでも取り除くことが可能です。
それでも取り切れない場合は、重層水を加えて化学反応を起こし、カビが分解されるのを待ちましょう。
重層水の濃度は、重層がぎりぎり水に溶けるくらいの高濃度にしておきます。
まとめ
浴室のカビは放置すればするほど頑固で落ちにくくなりますし、身体にとっても有害です。
逆に、一度しっかりと落としてしまえば、その後の予防はそれほど難しくはありません。
ぜひぜひ、きれいなお風呂で一日の疲れを癒してくださいね。
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