お風呂掃除はマメにしているし、タイルやパッキンのカビ取りも完璧にしているはずなのに、なぜかちょっとカビ臭い・・・。そんな時は、一度お風呂のエプロンを外して、内部を確認してみましょう。
きっと、世にも恐ろしい光景が見れると思います・・・(^^;
私も、初めてエプロンを外した時の衝撃は今も覚えています。エプロン内部の掃除は自分でもできますが、あまりにひどい場合は思い切ってクリーニング業者に頼んでしまうのも一案ですよ。
今回は、普段目にすることのないエプロン内部のカビ取り掃除についてご紹介します。
浴槽のエプロン内部にはカビがいっぱい?
浴槽のエプロンとは、浴槽の外部についているカバーのことですが、普段の入浴時にカバーと浴槽のすき間からお湯が入り込んだり、お湯を抜く際などに中に広がったりするため、気づかないうちに汚れが溜まりやすくなっています。
この場所に溜まってしまった汚れは、エプロンを外して掃除をしない限り取り除くことができないため、放置すると湯垢が溜まり、カビの発生を招いてしまいます。
こちらの動画の説明にもありますが、構造上、どうしてもこの部分には湯垢やカビが溜まりやすいんですね。したがって、やはり一定期間が過ぎたらエプロンを外して掃除をする必要が出てきます。
浴槽のエプロン内部の掃除を行う頻度は
エプロンを外しての掃除になりますので、そうそう頻繁に行うのは骨が折れますよね。一般的には、半年から年に一度の大掃除の際にしっかりと行えばOKとされています。
これくらいの期間なら、自分で行う場合でもそれほど嫌悪感なくエプロン内のカビ取り掃除が出来ると思います。
もしも3年くらい放置しているとしたら、恐らくエプロンの中は大変なことになっていると思いますので、開けてみてあまりにもひどいようならクリーニング業者さんにお願いしちゃっても良いと思います。
浴槽のエプロン内部のカビ取り掃除を自分で行う方法
まずはエプロンを外しましょう。
最初にエプロン自体を浴室用洗剤、またはカビ取り用洗剤で洗ってしまいましょう。カビが発生していなければ通常の浴室用洗剤で十分ですし、カビが発生しているようならカビ取り用洗剤がおすすめです。
次にいよいよ浴槽側を掃除していきます。
手順は次のように行いましょう。
- ぞうきんやティッシュで、髪の毛や湯垢などの汚れを取り除く
- カビが発生している場合は、カビ取り用洗剤をまいて15分ほど放置する
- シャワーで完全にカビ取り用洗剤を洗い流す
- 通常の浴室用洗剤とスポンジで仕上げ、シャワーで洗い流す
- 内部が乾燥するまで放置したあとエプロンを取り付ける
カビが発生していなければ、カビ取り用洗剤は使わなくてもOKです。
また、カビ取り用洗剤を使用する場合は換気を行い、しっかりと洗い流してから通常の浴室用洗剤を使用するようにしましょう。
浴槽のエプロンの外し方
浴槽のエプロンは、ほとんどの場合下から持ち上げるようにして手前に引くと取り外すことが可能です。中には、先にエプロン下の部品を先に取り外すタイプのものもありますので、取扱説明書で確認しましょう。
INAXの場合
エプロン内部を掃除したら浴室のカビが増えた?
エプロン内部のカビ取り掃除をしてから2~3週間程度経過したあたりで、お風呂の床や壁、天井などにカビが発生する場合があります。
これは、エプロン内部をカビ取り掃除した際にカビの胞子が浴室内にまき散らされてしまったことが原因です。
ですので、エプロン内部のカビ取り掃除をした後は、しっかりとカビの予防対策をしておきましょう。
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浴槽掃除を業者に頼む場合の料金は?
基本的にエプロン内部はかなり狭い構造になっているため、ご自身で掃除やカビ取りをする範囲は目に見える範囲・手が届く範囲に限定されてしまいます。
柄の長いスポンジやブラシを利用してのアプローチでも、全てを取り切ることは難しいと思います。
ですので、もし完全にエプロン内部をきれいにしたいのであれば、高圧洗浄が可能なクリーニング業者にお願いする必要があります。
業者にお願いする時の料金ですが、下記の金額が一般的です。
- エプロン内部のみ:7,000円~12,000円程度
- エプロン内部を含む浴室全体:15,000円~25,000円程度
業者によってかなり開きがありますが、せっかくですから浴室全体+エプロン内部という形で依頼した方が割安感は高いのでおすすめです。
この辺りの料金に関しては、1社1社調べて比較するのは大変ですので、比較サイトを利用すると便利です。
まとめ
湯船につかっている時に、「このエプロンの中って実はめちゃめちゃ汚いんだよね・・・」と思いながらではリラックスできませんよね。
逆に、見えない部分もピカピカになっていると思いながら入るお風呂はやはり気持ちいいものです。
ご自身で行うにしても業者に頼むにしても、年に一度はきちんとお手入れして、すっきりさせましょう!