洗濯物の部屋干し時の臭い 原因から予防、対策、取り方まで

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天気が悪くて洗濯物を部屋干ししていると、タオルなどの臭いが気になりませんか?もし気になるのであれば、その原因をしっかり理解することで予防が可能です。

今回は、

  • 洗濯物を部屋干しした時の臭いの原因
  • 洗濯物の臭いを予防する対策集
  • 洗濯物の臭いの取り方

といった内容をご紹介いたします。

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洗濯物を部屋干しした時の臭いの原因は?

まずは洗濯物につく臭いの原因について正しく理解しましょう。

洗濯物が臭う理由は、臭いを出す物質が洗濯物に付着しているからです。

具体的には、

  • 中鎖アルデヒド
  • 中鎖アルコール
  • ケトン
  • 窒素化合物
  • 硫黄化合物
  • 脂肪酸

といった物質なのですが、重要なのはこれらの物質がなぜ生成されるのか?ということ。

実は、洗濯した際に落としきれなかかった皮脂・汗に含まれるタンパク質・垢などの汚れを栄養素として雑菌が繁殖したり、汚れ自体が変質したりして生成されるんです。

特に部屋干しをしている場合は、洗濯物が乾くまでに時間がかかるため、半乾きのまま雑菌の繁殖を促進させてしまいます。

雑菌のえさとなる汚れが残っていることと、雑菌が繁殖しやすい環境

この二つの条件が重なることで、部屋干しをした際に洗濯物から臭いが発生してしまうというわけです。

洗濯物の臭いを予防する4つの対策

洗濯物に臭いがつく原因が分かったわけですから、予防としての対策は何よりその原因をつぶすことに尽きます。

つまり、

  • 洗濯物に汚れが残るのを防ぐ
  • 洗濯物を素早く乾かす

この2点が実行できれば、洗濯物の臭いは予防できるんです。

※ちなみに、洗濯物を素早く乾かす方法に関しては別記事にまとめていますので、そちらを参照してください。

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今回は、洗濯物に汚れが残るのを防ぐ方法に特化してご紹介したいと思います。

洗濯槽のカビ取りを行う

洗濯槽がカビで汚れている場合、そのカビや汚れが洗濯物に付着しやすいです。
本来洗濯物の汚れを落とすはずの洗濯機が、洗濯物を汚してしまうなんて本末転倒もいいところですよね。

洗濯物の臭いが気になったら、まずは一番最初に洗濯槽のクリーニングを行いましょう。

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40度以上のお湯で洗濯する

水の温度が上がると汚れが洗濯物の線維からがはがれやすくなるため、落ちやすくなります。

冷たい水で洗濯していた場合は、一度暖かいお湯で洗ってみましょう。

すすぎに残り湯を使わない

洗濯にお風呂の残り湯を使うのは、エコという観点からも節約という観点からも優れた点があります。まだ温かいうちに使えば、上で説明したような効果もあるので汚れを落とすという意味でも有効です。

ただし注意としては、すすぎには絶対に使わないこと!

基本的にお風呂の残り湯は汚れていますので、せっかく洗い落とした汚れを最後のすすぎでまたつけてしまうという結果になります。

洗濯終了後はすぐに干す

意外とやってしまいがちなのですが、 脱水が終わった後にそのまま放置してした環境というのは、非常に湿気が高く雑菌が繁殖しやすいです。

洗濯が終わったら放置をせず、すぐに干す習慣をつけましょう。

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洗濯物についてしまった臭いの取り方

ここまで洗濯物の臭いを予防する方法についてまとめてきましたが、一度ついてしまった臭いに関してはどの様に取り除けばよいのでしょうか?

ここからは、ついてしまった洗濯物の臭いの取り方についてご紹介します。

煮洗いをする

煮洗いとは、水に粉石けんを入れて弱火で20~30分煮込む洗濯方法です。汚れが落ちるだけでなく、熱による殺菌効果があるため、臭いの除去に効果があります。

具体的な方法は、以下の通り。

  • 「水1リットル:粉石けん小さじ2」の割合で洗濯水を作る
  • 洗濯水の中に臭いの付いた洗濯物を入れ、20~30分煮る
  • 冷水で薄め、手でもみ洗いをしてよくすすぐ

※煮洗いを行うのは繊維が丈夫な綿や麻素材のものに限定しましょう。

酸素系漂白剤で浸け置きをする

より楽ちんで効果的な方法として 、酸素系漂白剤を使用する方法があります。

こちらは活性酸素の力で殺菌をするため、塩素系の漂白剤と違って色物の脱色がないので安心です。


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手順は以下の通り。

  • 酸素系漂白剤と洗濯用せっけんを50度くらいのお湯に溶かす
  • その中に臭いが取れない洗濯物を入れ、20分放置する
  • その後は、通常の洗濯をする

ポイントは、お湯の温度を50度に設定することです。その後は放置するだけですので、非常に簡単ですよね。

まとめ

せっかく洗濯したのに臭いがしてしまうと、正直気持ち良くないですよね。

ただ、しっかりと原因を理解して対策を講じれば予防することは可能ですし、臭いのついてしまったタオルやお洋服も捨てる必要はありません。

洗濯物の臭いに悩まされている方は、ぜひ参考にしてください。

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