免疫力を高めるためには、腸内環境を整える事がとても大切です。
関連記事⇒鍼灸師の私も実践中!免疫力を高めるサプリメントの成分と選び方そして、腸内環境を整えるためには腸内フローラ(腸内の細菌群のこと)を整える必要が出てきます。つまり、腸内細菌のバランスを整えることが大切ということですね。
そして、その腸内細菌の一つであるR1乳酸菌が今とても注目を集めています。明治乳業から発売されているR1ヨーグルトは今やとてもメジャーなヨーグルトになりましたよね。
今回は、R1ヨーグルトに含まれているR1乳酸菌について、改めて以下の内容でまとめてみました。(項目をクリック・タップでページ内の該当箇所にジャンプします)
1.R1乳酸菌のNK細胞活性化効果
1.山形県舟形町・佐賀県有田町で行われたR1乳酸菌とインフルエンザ感染率の実験
3.R1乳酸菌のサプリはあるの?
3-1.R1以外にも免疫力に特化した乳酸菌があった!
3-2.インフルエンザの季節が終わったら…
しばしばテレビで特集され、店頭から姿を消すこともあるR1ヨーグルト。3日坊主にならないためにも、しっかりとその効果を理解しておきましょう。
R1ヨーグルトにNK細胞を活性化させる効果あり
免疫力を高め、ガンや感染症の予防効果があるとされるR1ヨーグルト。ヨーグルトに含まれるR1乳酸菌の正式名称は「ラクトバチルス・ブルガリクスOLL1073R-1」で、「ラクトバチルス・ブルガリクス」菌を発売元の明治が特許技術によって培養したものとなります。
このR1乳酸菌が体内のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させることで、免疫力の向上という効果が得られます。
では、NK細胞とは何なのでしょうか?
まさに、ガンと感染症に対する免疫効果の主役を担っているのがNK細胞というわけです。
したがって、R1乳酸菌を多く含むR1ヨーグルトを毎日食べることで、ガンやインフルエンザといった感染症にかかりにくい身体を手に入れることができるということですね。
実際、インフルエンザに関してR1ヨーグルトを使った実験が過去に行われています。
山形県舟形町・佐賀県有田町で行われたR1乳酸菌とインフルエンザ感染率の実験
その実験は、2010年から2011年にかけて山形県舟形町・佐賀県有田町で行われました。
https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2011_meinyu/detail/20110113_03.html
山形県舟形町・佐賀県有田町の保育園・幼稚園児、小中学生全員、関係職員に毎日R1ヨーグルトを食べさせたところ、その年のインフルエンザ感染率が劇的に改善したという実験結果が出ています。
インフルエンザ感染者がまさかのゼロ
山形県舟形町ではインフルエンザ感染者はなんとゼロ。県内でインフルエンザが大流行し、注意喚起が出された佐賀県有田町に関しても感染者はたったの5人と、驚異的な結果が出ています。
被験者が行ったのはR1ヨーグルトを毎日食べただけなわけですから、R1乳酸菌を摂取することでインフルエンザにかかりにくくなる因果関係は明らかです。
ここまではっきりとした結果が出たのであれば、全国規模で給食にR1ヨーグルトを必須にしちゃえばいいのになと素人考えで思ってしまいます^^;それくらいすごい結果ですよね。
R1ヨーグルトの値段は?
R1ヨーグルトがNK細胞を活性化させ、免疫力を向上させるということは分かりましたが、その効果を得るためには基本的に毎日R1ヨーグルトを食べなければいけません。
そうなってくると、気になるのはR1ヨーグルトの値段です。
コンビニで定価で買う場合は、1個129円(税別)。税込だと139円になります。
比較的安く買える楽天のまとめ買いでも、1個123円(税別)かかります。税込だと約132円です。
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つまり、毎日1個のR1ヨーグルトを食べるには、1か月あたり約4,000円の費用がかかるというわけです。ちなみに、ドリンクタイプのR1ヨーグルトも同じ価格です。
参考までに小学校の給食費を調べたところ、全国平均で1か月あたり4,000円を切っていました(3,900円台)。これでは、確かに毎日の給食でR1ヨーグルトを出すのは難しそうですね^^;
R1乳酸菌のサプリってあるの?
R1ヨーグルトは値段もそこそこしますし、R1乳酸菌を生きたまま腸に届けるために食後に食べるなど、続けるためのハードルは結構高いと言えます。
1日や2日ならそれほど気にならないかもしれませんが、毎日継続するとなるとやはり便利なのはサプリメントタイプですよね。サプリなら簡単に飲めますし、活性化された状態で腸に届くようにしっかりと加工もされています。
ですので、R1乳酸菌をサプリメントで摂れればそれに越したことはないのですが、残念ながら今のところR1乳酸菌を含んだサプリメントは発売されていません。
ラクトバチルス・ブルガリクスを含んだものならば、乳酸菌革命というサプリメントが発売されていましたし、実際に私も飲んでいました。
ですが、厳密にはR1乳酸菌はラクトバチルス・ブルガリクスOLL1073R-1という、明治が特許を申請している乳酸菌のため、通常のラクトバチルス・ブルガリクスとは異なると言わざるを得ないようです。
ですので、残念ながらR1乳酸菌を摂取するには今のところヨーグルトを食べたり飲んだりするしか方法はなく、一時は私も乳酸菌革命からR1ヨーグルトに戻っていました。
R1以外にも免疫力に特化した乳酸菌があった!
私の中では「免疫力強化の乳酸菌=R1乳酸菌」という固定概念があったのですが、実はR1乳酸菌の様に免疫力の強化に特化した乳酸菌は他にも存在したんです!
それが、乳酸菌HK L-137という菌です。この乳酸菌は形が特殊で、腸にある免疫細胞と接触すると、その刺激で免疫細胞を活性化させるという働きを持っています。
この乳酸菌の研究をしているのはハウス食品グループなのでかなり信頼性がありますし、実際にインフルエンザの感染防御の効果や風邪予防効果に対する実験結果がHPでも公開されています。
参考http://health.housefoods.jp/hk-l-137/exp_kenkyu_7.html
そして、なんとこの乳酸菌HK L-137はサプリメント化されていて、ラクトプランL-137という商品名で発売されているんです!
R1乳酸菌はヨーグルトからしから摂取することはできませんが、同様に免疫力強化に特化した乳酸菌HK L-137ならば、サプリメントから摂取することが可能です。
値段も約3,000円とヨーグルトを毎日食べるよりも安く、腸まで活性化を保つための加工ももちろんされています。
そのあたりの詳細については、こちらの記事内でまとめました。実際に飲んで感じた効果なども合せて記載しているので、ご覧になってください。
関連記事⇒ラクトプランは免疫力強化型の乳酸菌サプリ!効果と生の口コミ情報私の様にR1乳酸菌のサプリメントがなくてがっかりしていた層にとっては、まさにうってつけの商品ではないでしょうか。
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インフルエンザの季節が終わったら…
インフルエンザの季節が終わると、やってくるのは花粉の季節です。
花粉症やアレルギーと免疫力の関係性は深いので、花粉症持ちの方はこの季節を乗り切るために、引き続き免疫力を狂わせないようにする注意が必要です。
その意味ではラクトプランを継続して飲み続けても良いのですが、私は今年からラクトフェリンを配合したサプリを試してみようと思っています。
ラクトフェリンサプリなら「ラクトフェリン+乳酸菌」がお得
ラクトフェリンは母乳(それも赤ちゃんを産んですぐの初乳)に多く含まれる成分で、乳酸菌に似た働きを持ったタンパク質です。
このラクトフェリン、免疫力を向上させて感染症の予防効果があるのはもちろんのこと、花粉症やアレルギー症状に対する効果も確認されています。
さらに、ホコニコから発売されているラクトフェリン+乳酸菌には、花粉症・アレルギー症状改善効果が確認されたフェカリス菌という乳酸菌も含まれているんです。
免疫力特化型のサプリではありませんが、花粉の季節はラクトフェリンとフェカリス菌の相乗効果が狙えるので、インフルエンザよりも花粉症が怖いという方は早めにこちらに切り替えた方がいいかもしれません。
もちろん、ラクトフェリンには免疫力を高める効果もあるので、年間通じて飲み続けることも可能です。
関連記事⇒【コスパ最高】ホコニコのラクトフェリンの効果を口コミします!金額も初回1,980円(税別)と、他のラクトフェリンサプリに比べると格安で試すことが可能です。定期縛りがないのもありがたいですね^^
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R1ヨーグルトやサプリのタイミングは朝と夜のどちらがいい?
R1ヨーグルトやラクトプランL-137サプリメントで免疫力を強化するための乳酸菌を摂取する場合、どんなタイミングで体内に取り入れるのが理想的なのでしょうか?
せっかく摂取するなら、なるべく効果的なタイミングで摂取したいですよね。
タイミングと言っても、2つの視点があります。
- 朝・昼・夜のどのタイミングがいいのか
- 空腹時と食後のどちらのタイミングがいいのか
この2つの視点から、R1乳酸菌・乳酸菌HK L-137の摂取タイミングについて整理したいと思います。
ラクトプランL-137サプリを摂る場合は、ほとんどのサプリに胃酸から乳酸菌を守る加熱処理がされていますから、空腹時であっても問題はありません。
まとめると、R1ヨーグルトを食べる場合は夕食後がベストということになりますね。サプリメントの場合は、夕食後から就寝前の間に摂取すればOKです。
まとめ
R1乳酸菌の効果は確かに素晴らしいものがありますが、あくまで継続して摂取することが前提ということをお忘れなく。
ヨーグルトを食べ続ける場合はR1を、サプリメントで摂取する場合はラクトプランL-137を摂取するのが、免疫力向上のために乳酸菌を上手に摂取するポイントだと思います。
ご自身に合った方法で毎日摂取することで、どちらも実験結果と同じような効果が実感出来るはずです^^
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