妊娠中のシミや色素沈着の対策に!サプリやハイドロキノンは大丈夫?

妊娠中のシミや色素沈着の対策に!サプリやハイドロキノンは大丈夫?

妊娠をするとシミそばかすといった色素沈着が起こりやすくなります。沈着する色素の正体はメラニン色素なのですが、妊娠による女性ホルモンの変化がメラニン色素の生成を促進させてしまうのが原因です。

メラニン色素を生成するメラノサイトは全身にありますので、シミやそばかすだけでなく、例えば乳首やデリケートゾーンの黒ずみなどが目立つのもこの時期。

ある程度は出産・授乳を経てホルモンバランスが元に戻ることで、これらの色素沈着も落ち着くと一般的には言われていますが、中には出産後もシミやそばかすが残ってしまったという方も。

この辺りは個人差もありますし、ホルモンバランスが原因なので完全な予防は難しいのですが、それでも可能な限り予防や出来てしまったシミや色素沈着への対処はしたいですよね。

今回は、妊娠中にできるシミ・色素沈着対策について、以下の内容でまとめました。

1.妊娠中はいつも以上にシミや色素沈着の対策を!
1-1.目から入る紫外線にも要注意!

2.妊娠中にシミ・色素沈着対策にサプリはOK?
2-1.ハイチオールC系は大丈夫
2-2.飲む日焼け止め系は避けた方が無難

3.妊娠中にシミ・色素沈着対策のハイドロキノンは大丈夫?
3-1.病院での処方濃度ではNGだが、市販品の濃度ならOK

4.ハイドロキノンの副作用が怖いなら
4-1.妊娠中でも使用可能な敏感肌用美白化粧品

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妊娠中はいつも以上にシミや色素沈着の対策を!

冒頭でも触れましたが、まず前提条件として妊娠中はメラニンを生成するメラノサイトの活性が高まります。これは女性ホルモンの変化の影響なので、避けることはできません。

もともとメラニン色素は、肌に対する様々な刺激に対する防御反応としてメラノサイトで生成されます。そのメラノサイトの活性が高まっているということは、刺激に対する感受性が高まっている状態だということです。

では、シミや色素沈着の原因となるメラニン色素を増やしてしまう要因となる刺激とは何かというと、

  • 紫外線
  • 摩擦
  • カミソリによる脱毛

などです。
このうち、顔のシミや色素沈着に直結しそうなのは、やはり紫外線でしょう。

ただでさえ、日焼け後の肌はシミやそばかすといった色素沈着が起こりがち。妊娠中のメラノサイトが活性化されている状態での日焼けはには、少し神経質なくらいのケアがちょうどいいです。

基本的なことですが、UVケアはしっかりと。

シミや色素沈着を最小限に抑えるために、肌が弱めな方もこの時期だけは、なるべく

  • SPF50以上
  • PA++++以上

の日焼け止めを選ぶようにしましょう。

目から入る紫外線にも要注意!

日焼け対策で忘れがちなのが、目の日焼け対策です。

目が日焼けしてしまうと、網膜が傷つくだけでなく、全身のメラノサイトがさらに活性化され、日に当たっていない個所や日焼け止めを塗ってUVカットしている部分にもメラニン色素が生成されてしまいます。

目の日焼けに関してはこちらの記事でまとめています。

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妊娠中にシミ・色素沈着対策にサプリはOK?

個人差はありますが、妊娠中は紫外線対策を万全に行っても、多少のシミや色素沈着ができてしまう場合が多いです。(もちろん、紫外線対策をしなければかなりの高確率でひどいシミや色素沈着ができます!)

ですので、次に気になるのは出来てしまったシミや色素沈着を、妊娠中に何とかできないものか?ということだと思います。

そこで、まず最初に検討してみたいのがサプリ系です。妊娠中は胎児への影響、授乳中も乳児への影響を考えれば、口にするものには敏感になりますし、実際に妊娠中は避けた方がいいと言われる食べ物や飲み物も多いです。

シミや色素沈着に効果があると言われるサプリメントはいくつか発売されていますが、それらのサプリは妊娠中に飲んでも大丈夫なのでしょうか?

ハイチオールC系は大丈夫

シミといえばハイチオールCが有名ですよね。厳密にはサプリメントではなく第三類医薬品なのですが、L-システインビタミンCがメインの製剤です。

結論から言うと、ハイチオールCは妊娠中の服用は大丈夫とされていて、HPにも以下の様な記載があります。

Q.妊娠中に服用しても大丈夫ですか?

A.問題ありませんが、妊娠中は特に必要な場合を除き、薬の服用はひかえることが大切であり、かかりつけの医師に服用している旨をお伝えしておくことをおすすめします。

基本的に大丈夫ですが、服用する際はお医者さんにその旨を伝えておいた方が安心ですね。

飲む日焼け止め系は避けた方が無難

近年、「飲む日焼け止め」がブームです。

一番メジャーなのは海外製のヘリオケアという商品。この商品を個人輸入して服用している方も多くいらっしゃいますし、最近ではシトラスとローズマリーから抽出されたニュートロックスサンを主成分とした日本製の飲む日焼け止めも発売されています。

非常に魅力的なコンセプトですし、クリニックからで処方されたりもしている成分ですが、これらは妊娠中・授乳中は服用できないとのこと。

妊娠中のサプリメントと言えば葉酸は外せませんが、

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出来てしまったシミや色素沈着が気になる方はハイチオールCシリーズをそこに足してあげるようにしましょう。

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妊娠中にシミ・色素沈着対策のハイドロキノンは大丈夫?

サプリは直接口に入れるものですのでどうしても神経質になりますが、では肌に塗るタイプの成分はどうなのでしょうか?

実は、口に入れない場合でも、皮膚から成分を吸収して(経皮吸収)その成分が胎児に影響を及ぼす可能性があるため、こちらも注意が必要です。

一般的にシミ・色素沈着系に効果が高いと言われているのは、肌の漂白剤という別名を持つハイドロキノンですので今回はハイドロキノンに焦点を当てていきたいと思います。

病院での処方濃度ではNGだが、市販品の濃度ならOK

公式HPなどを確認する限り、

  • 病院やクリニックで処方される高濃度のハイドロキノン⇒妊娠中はNG
  • 市販の低濃度で安定性のあるハイドロキノン⇒妊娠中もOK

という感じになっています。

ハイドロキノンそのものにはある種の毒性があるので、基本は妊娠中の使用は避けつつも、濃度が低く安定しているものであればOKということですね。市販のハイドロキノンで代表的なアンプルールビーグレンも、妊娠中の使用は問題ないと言っています。

公式ハイドロキノン1.9%配合【ビーグレン】公式HP

公式ハイドロキノン2.6%配合【アンプルール】公式HP

ハイドロキノンの副作用が怖いなら

とはいえ、「やはり妊娠中のハイドロキノンは避けたい!」という場合は、はっきりと妊娠中でもOK!と明記している美白化粧品を使用する方が安心かと思います。

妊娠中でも使用可能な敏感肌用美白化粧品

【妊婦向け美白訴求】サエルトライアルセット
敏感肌用化粧品のラインナップであるディセンシアシリーズは、妊娠中でも使用可能ということをはっきりと明記しているので安心です。

そして、ディセンシアシリーズの中でシミケア・美白ケアに特化しているのがサエルです。

敏感肌用のため肌への負担を最小限に抑えつつ、

  • トラネキサム酸
  • グリチルリチン酸2K
  • アルブチン

といった有効成分はしっかりと配合されています。

※私は日焼けをしてしまった後のアフターケア様にサエルを試していて、詳細はこちらの記事でまとめています。

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医薬部外品のためしっかりとした効果を期待できて、かつ妊娠中でもOK!とはっきり明記していますので、ハイドロキノンに不安がある方にはぴったりの商品かと思います。

初回に限り、10日分が税込1,480円で試せるトライアルキットが注文可能です。

公式妊娠中のシミケアに!1480円のサエルお試しセット

まとめ

妊娠中は女性ホルモンの関係でシミや色素沈着ができやすいということを念頭に置きつつ、可能な限りの紫外線対策を行い、出来てしまったシミや色素沈着に対しては副作用のないケアを選択するのが、この時期のポイントです。

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